観葉植物を育ててみたいけれど、経験がないから枯らしてしまうんじゃないかな・・世話を続けられないんじゃないかな・・と不安で手を出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
多年草や低木の観葉植物であれば、環境が合って適切な栽培をしていれば、寿命は長く何十年も生きてくれますが、栽培が難しめの植物だと、せっかく世話をしてもうまく環境が合わず1年ほどで枯れてしまうこともよくあります。
本記事では、初心者でも安心して育てられる、手入れが簡単で寿命の長い観葉植物をご紹介します。驚くほどの生命力を持ち、何十年も生き続ける植物もあります。初めて観葉植物を育てる方は、ぜひ参考にしてください。
【目次】
1. 初心者でも育てやすいおすすめの強い観葉植物
1. 育てやすくて手入れが簡単なグリーン①:ポトス(オウゴンカズラ)
2. 育てやすくて手入れが簡単な植物②:サンセベリア(サンスベリア)
3. 育てやすくて手入れが簡単な観葉植物③:オーガスタ
4. 育てやすくて手入れが簡単な観葉植物④:モンステラ
5. 育てやすくて手入れが簡単な観葉植物⑤:テーブルヤシ
6. 育てやすくて手入れが簡単な観葉植物⑥:オリヅルラン
2. 手入れが簡単で寿命も長持ちしやすい植物
1. 初心者でもなかなか枯れない植物①:パキラ
2. 初心者でもなかなか枯れない植物②:ドラセナ
3. 初心者でもなかなか枯れない植物③:ユッカ
4. 初心者でもなかなか枯れない植物④:シェフレラ(カポック)
5. 初心者でもなかなか枯れない植物⑤:ガジュマル
6. 初心者でもなかなか枯れない植物⑥:インドゴムノキ
7. 初心者でもなかなか枯れない植物⑦:フィカス・ウンベラータ
3. さいごに
初心者の方でも育てやすい丈夫な観葉植物で、かつ大きくなりすぎないような観葉植物を紹介します。
項目名 | 詳細 |
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分類 | サトイモ科 / ハブカズラ属(エピプレムヌム属) |
原産地 | ソロモン諸島 |
形態 | 多年草(つる性着生植物) |
大きさ | 10~150cm |
難易度 | 簡単 |
耐性 | ・土の乾燥:普通 ・土の湿潤:強い ・耐陰性:やや強い ・耐寒性:やや弱い。冬は室内管理で5度以上 ・耐暑性:強い |
ポトスは、丸みを帯びた可愛い葉を持つ丈夫な観葉植物として有名です。ツルを伸ばして増えていくので、鉢をつって、ツルを下に伸ばしたり、棒をたててつるを登坂させたりなど、色々な育て方が楽しめます。飾り方や鉢を工夫することで、洋風でオシャレな雰囲気にしたり、ジャングルの雰囲気を出したりなど使い分けができます。
最も一般的なポトスは「ゴールデン・ポトス」という品種です。葉に黄色い斑が入るタイプで、もっとも丈夫です。ほかにも、葉全体がライトグリーンな「ライム」や白い班が入る「ポトス・エンジョイ」など様々な品種があります。品種によってはゴールデンポトスのように丈夫でない種類もありますので注意が必要です。
普段目にする葉は幼葉で、成株になると大きくて切れ込みが入った立派な葉になります。鉢を吊り下げる育て方をすると幼葉の大きさのままですが、ヘゴなどに登坂させて育てると葉が大きくなりやすいです。
耐陰性が強く、やや暗めの室内でも育てることができます。熱帯原産でやや寒さに弱いため、冬は室内で育てます。その他は丈夫で神経質になる必要はありません。水やりも土の表面が乾いてから与えたら十分です。
5~7月に挿し芽で増やせます。
項目名 | 詳細 |
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分類 | キジカクシ科 / チトセラン属(サンセベリア属) |
原産地 | アフリカ、南アジアの乾燥地 |
形態 | 多年草 |
大きさ | 10~100cm |
難易度 | 簡単 |
耐性 | ・土の乾燥:強い ・土の湿潤:やや弱い ・耐陰性:強い ・耐寒性:弱い。冬は室内管理で5度以上 ・耐暑性:強い |
サンセベリアは、葉が多肉質で、葉が緑色単色や横縞模様など様々な品種があります。独特の太く長い葉と葉の模様は、インテリアに取り入れることで他の観葉植物とは違う、エキゾチックな雰囲気を生み出せます。葉の長さ太さ、模様が異なる品種がいくつかありますので、部屋の雰囲気に合わせて選ぶのも楽しいです。
NASA(米国航空宇宙局)の研究によると、サンセベリアは室内の空気を浄化する能力が高いことが分かっています。特にホルムアルデヒド、キシレン、トルエンなどの有害物質を除去する効果があるとされています。
耐陰性もありますが、日光を好みますのでできるだけ日当たりのよい場所に置きましょう。乾燥気味に管理するが、完全に乾燥させすぎないよう注意しましょう。
春から夏にかけて、株分けや葉挿しで増やせます。
項目名 | 詳細 |
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分類 | バショウ科ストレリチア属 |
原産地 | 南アフリカ |
形態 | 多年草 |
大きさ | 60~180cm |
難易度 | やや易しい |
耐性 | ・土の乾燥:強い ・土の湿潤:やや弱い ・耐陰性:強い ・耐寒性:弱い。冬は室内管理で5度以上 ・耐暑性:強い |
オーガスタは、南国リゾート風なシルエットでトロピカルな雰囲気を演出できます。バナナと同じバショウ科の観葉植物で、原産地の南アフリカでは4~10mにもなりますが、室内では通常60~180cm程度に育ちます。
耐陰性が強いため、室内の比較的暗い場所でも育てることができますが、より健康的な成長を促すには、明るい間接光の当たる場所に置くのが理想的です。春~秋は屋外に置いても構いませんが、耐寒性は弱いので冬は5度以上の室内で管理しましょう。乾燥にも湿潤にも比較的強い観葉植物ですが、極端な乾燥や過湿は避けるようにしてください。
また、定期的に葉へ霧吹き(葉水)を行うことで、乾燥を防ぎ、葉の健康を保つことができます。特に乾燥しやすい冬は頻度を上げるとよいでしょう。環境に応じて適切な頻度を決めることが重要です。
根元に子株ができたら、株分けすることで増やすことができます。
項目名 | 詳細 |
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分類 | サトイモ科 / ホウライショウ属(モンステラ属) |
原産地 | 熱帯アメリカ |
形態 | 多年草(常緑株立ち・つる植物) |
大きさ | 15~180cm |
難易度 | 簡単 |
耐性 | ・土の乾燥:普通 ・土の湿潤:普通 ・耐陰性:やや強い ・耐寒性:普通。暖地では屋外越冬可能 ・耐暑性:強い |
モンステラの魅力は、独特な形の大きな葉です。大きな葉で切れ込みが入った姿はまさにジャングルを連想させます。サトイモ科特有の大きな葉を生え重ねながら、茎を上に成長させていきます。湿度が高いと茎から気根という根を出します。そのままにしてエキゾチックな雰囲気にしてもよいですし、気根を切ってしまっても構いません。飾り方によって、南国のトロピカルな雰囲気にもできますし、鬱蒼としたジャングルの雰囲気にもできます。
モンステラにもいくつか品種があり、斑入りの品種や、小型葉でつる性のヒメモンステラといった品種もあります。モンステラの仲間で葉の形が違う、マドカズラといった品種もあります。
耐陰性がやや強いため、ある程度暗い室内でも育てられます。ただし、高温多湿を好む性質があり、乾燥にはやや弱い面があります. 水やりは、春から秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は控えめにします。
増やし方には、5~9月の挿し木(茎挿し)と茎伏せがあります。挿し木の場合、葉を2~3枚つけた茎の先端を切り取り土に挿します。耐寒性については5℃程度まで耐えられますが、幼苗はやや弱いので注意が必要です。
項目名 | 詳細 |
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分類 | ヤシ科カマエドレア属 |
原産地 | 中南米 |
形態 | 多年草(常緑株立ち) |
大きさ | 10~100cm |
難易度 | 簡単 |
耐性 | ・土の乾燥:強い ・土の湿潤:強い ・耐陰性:強い ・耐寒性:やや弱い。冬は室内管理で5度以上 ・耐暑性:強い |
テーブルヤシは幹を作らず、葉のみで株立ちするタイプのヤシで、非常に丈夫です。ヤシ独特の切れ長の葉が連なった姿は、手軽に室内を南国風にアレンジしてくれます。また、テーブルヤシというだけあり他のヤシのように大きくなりませんので、室内で簡単に管理し続けることができます。
耐寒性がやや弱く、冬は5℃以上の室内で管理する必要がありますが、他の性質は強く、簡単に育てることができます。耐陰性が強く、暗い室内でも育ってくれます。適度な水分を好みますが、土の表面が乾いてから水を与えれば十分です。 成長速度が遅いため、管理しやすく、形を崩しにくいという長所もあります。子株を小さい鉢に植えても、長期間かわいい姿を維持してくれます。
株分けで増やすことができ、10~100cmのサイズで育てることが可能です。テーブルヤシは、初心者でも扱いやすい観葉植物の一つといえるでしょう。
項目名 | 詳細 |
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分類 | キジカクシ科 / オリヅルラン属(クロロフィツム属) |
原産地 | アフリカやアジアの熱帯 |
形態 | 多年草 |
大きさ | 10~30cm |
難易度 | 簡単 |
耐性 | ・土の乾燥:強い ・土の湿潤:強い ・耐陰性:強い ・耐寒性:普通。暖地では屋外越冬可能 ・耐暑性:強い |
オリヅルランは、ライトグリーンにホワイトラインが入った細い葉が爽やかな印象で丈夫な観葉植物として有名です。品種がいくつかあり、葉の幅が広いものや、ホワイトラインが入らないすべてグリーンのものなどがあります。小さくて可愛い状態を維持できますので、室内のワンポイントとしてピッタリです。
耐陰性があり、ある程度暗い室内でも育ちます。また、土の乾湿にも強いです。耐寒性もあり、寒冷地でなければ屋外でも越冬できます。
ある程度、株が大きくなるとランナーというつるを良く伸ばします。このランナーの先から子株が出てきますので、増やすのも簡単です。
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\初心者でも育てやすい植物あります/
初心者の方でも手入れが簡単な観葉植物の中でも、自生地では百年以上生きて大木になるような、特に寿命が長い植物をご紹介します。
項目名 | 詳細 |
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分類 | パンヤ科パキラ属 |
原産地 | 中南米 |
形態 | 常緑樹 |
大きさ | 20~200cm |
難易度 | 簡単 |
耐性 | ・土の乾燥:やや強い ・土の湿潤:やや強い ・耐陰性:やや強い ・耐寒性:やや弱い。冬は室内管理5度以上 ・耐暑性:強い |
パキラは、掌状になる細長い葉は爽やかなグリーンで、常緑でありながら涼しげです。アジアンリゾートの雰囲気やジャングルのエキゾチックな雰囲気を醸し出してくれます。どんな雰囲気の部屋にもマッチしてくれますよね。デザイン性が優れていて、かつ丈夫で育てやすいので、初心者に嬉しい観葉植物です。
原生地では樹齢100年以上のパキラも自生しており、15~20mにもなる高木です。室内で育てる場合は、通常10~200cmの範囲で成長します。
パキラには、よく知られている種類として2種類あります。比較的乾燥した地に生える「グラブラ」と水辺に生える「アクアティカ」です。日本で流通しているものはほぼ「グラブラ」で、誤って「アクアティカ」と表記されいるものが多いです。アクアティカはネットで種や苗を購入することができます。葉の様子が少し違いますので、アクアティカを取寄せて育てても面白いでしょう。
パキラは大きく育ててエキゾチックにしてもいいですが、小さく維持しても可愛いですね。
置き場所は、日当たりのよい場所が理想的です。耐陰性はやや強いですが、長期間暗い場所に置くと調子を崩し、葉が落ちてしまう可能性があります。
水やりは、乾燥にも湿潤にもある程度強いので、土の表面が乾いたら与えれば十分です。
5~9月頃、挿し木をすることで増やすことができます。
項目名 | 詳細 |
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分類 | キジカクシ科 |
原産地 | アフリカ、熱帯アジア |
形態 | 常緑樹 |
大きさ | 15~170cm程度 |
難易度 | 簡単 |
耐性 | ・土の乾燥:強い ・土の湿潤:強い ・耐陰性:強い ・耐寒性:弱い。室内管理10度以上 ・耐暑性:強い |
ドラセナの仲間は種類が多く、観葉植物として育てられているものだけでも50種類以上あります。原産地では、幹を傷つけると赤い樹液を出すことから「竜血樹(リュウケツジュ)」とよばれ、寒暖の差が激しく乾燥した過酷な環境で生き抜いていて、樹齢数百年のものもたくさん自生しています。その丈夫な特性が園芸種にも受け継がれています。
特に丈夫でよく知られているものには、サンデリアナ(ミリオンバンブー)、コンシンネ、マッサンゲアナ(幸福の木)、ワーネッキー、コンパクタなどがあり、それぞれで葉の様子やシルエットが異なりますので、部屋の雰囲気に合わせて品種を選ぶ楽しさもあります。
耐陰性、耐寒性ともにかなり強いので置き場所を選びません。暗い室内でも長期間耐えてくれます。他の観葉植物が枯れてしまうような環境でも、ドラセナだけは生き残るということがよくあります。ただし、品種によっては耐寒性が弱い品種もありますので注意しましょう。
水やりについては、土の乾燥に強いですが、湿潤には弱い品種もあります。一般的に、土の表面が乾いたらたっぷり与えるようにしましょう。
増やし方としては、5~9月頃(特に5~7月)に挿し木で増やすことができます。ただし、気温が20℃を超えてから行うのが望ましいです。
項目名 | 詳細 |
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分類 | リュウゼツラン科イトラン属(ユッカ属) |
原産地 | 北~中央アメリカ大陸 |
形態 | 常緑樹 |
大きさ | 30~200cm |
難易度 | 簡単 |
耐性 | ・土の乾燥:強い ・土の湿潤:弱い ・耐陰性:弱い ・耐寒性:普通。暖地では屋外越冬可能 ・耐暑性:強い |
ユッカは「青年の木」とも呼ばれる観葉植物で、ピンと上に伸びた幅のある青々した葉からは、強い生命力を感じます。男性へ送られるプレゼントとして人気です。近縁であるドラセナとは異なる属ですが、同様に丈夫で、原産地では砂漠の過酷な環境で、樹齢百年以上のユッカが自生しています。
耐陰性は弱いので、明るい場所で育てる必要があります。日光を好む植物であり、十分な日光が必要です。
水やりについても、乾燥に強いので神経質になる必要はありませんが、ドラセナほどは土の湿潤に強くないので、水のやりすぎには注意しましょう。
ドラセナと同様、4~9月にかけ、茎を切断し土に挿すことで増やせます。
項目名 | 詳細 |
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分類 | ウコギ科のシェフレラ属(フカノキ属) |
原産地 | 中国南部、台湾 |
形態 | 常緑樹 |
大きさ | 20~200cm |
難易度 | 簡単 |
耐性 | ・土の乾燥:強い ・土の湿潤:普通 ・耐陰性:強い ・耐寒性:弱い。暖地では屋外越冬可能 ・耐暑性:強い |
シェフレラ(カポック)は、掌状に広がる丸みを帯びた可愛い葉が特徴の観葉植物です。品種がいくつかありますが、一番有名なものは「ホンコンカポック」という品種です。暖地では屋外でもよく目にする、おなじみの木ですね。他にも斑入りのものや葉がとがっているものなどバリエーションがあります。
シェフレラも原産地では樹齢100年以上の大木になる、寿命が長い木なんです。
丈夫で成長が早いです。耐陰性も強いので、暗い室内でも育ちますが、定期的に日光に当てるのが理想的です。水やりも神経質になる必要はなく、土の表面が乾いてから与えるようにします。
5~9月にかけ、挿し木で増やすことができます。
項目名 | 詳細 |
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分類 | クワ科フィカス属 |
原産地 | 沖縄・東南アジア・ミクロネシア・オーストラリア |
形態 | 常緑樹 |
大きさ | 20cm~200cm |
難易度 | 簡単 |
耐性 | ・土の乾燥:やや弱い ・土の湿潤:強い ・耐陰性:普通 ・耐寒性:やや弱い。冬は室内管理で5度以上 ・耐暑性:強い |
ガジュマルは、沖縄ではキジムナーという火の精霊が宿ると言われている大木で、幹の途中から気根という根が発生し、独特なシルエットになります。鉢植えでも気根を利用した育て方をすることが多く、太い根が足のようになるシルエットは、どこか神秘を感じる観葉植物です。
自生地では樹高が20m以上にもなる大木となり、数百年も生きることがあります。アンコールワットで建物に絡みついている木は、ガジュマルの近縁種であるガジュマロイデスです。気根を何本も伸ばすように育てて、神秘的な姿に仕立てるのも楽しいですよ。
ある程度耐陰性もありますが、元来日光を好むので日光が差し込む場所に置いてください。暗い場所に置き続けると、葉が変色し落ちてしまう原因になります。水やりは、春から秋の生育期は表土から3cmほど乾いたらたっぷりと水を与え、冬は同じく乾いてから2〜3日後に水を与えるのが適切です。
挿し木での繁殖は、春から夏にかけて行うのが適切です。
項目名 | 詳細 |
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分類 | クワ科フィカス属 |
原産地 | インド~東南アジア |
形態 | 常緑樹 |
大きさ | 10cm~200cm |
難易度 | やや易しい |
耐性 | ・土の乾燥:やや強い ・土の湿潤:普通 ・耐陰性:やや弱い ・耐寒性:やや弱い。冬は室内管理で5度以上 ・耐暑性:やや強い |
大きくて厚い葉が特徴の、通称「ゴムの木」と呼ばれている観葉植物です。かつては原産地で白い樹液から天然ゴムが作られていましたが、現在はほとんど利用されていません。
観葉植物としても古くから利用されていて、大きくて重厚感がある葉は、他の観葉植物にはない存在感があります。斑入りや葉の色が濃くダークグリーンになるものなどいくつかの品種ので、部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。
自生地では10mを超える大木に育つような寿命の長い木なので、大きく育てると、大きい独特の葉が南国風な雰囲気を醸し出してくれます。
耐陰性はやや弱いので、日当たりの良い室内に置きましょう。暗い場所に置き続けると徒長して弱っていきます。春~秋は屋外でも可能ですが、耐寒性は比較的強いものの、冬は室内管理が望ましいです。
乾燥にはある程度強いですが、特に冬の室内では乾燥対策としてこまめに霧吹きで葉水を与えることが推奨されます。これにより乾燥や害虫を防ぐことができます。
春から秋の生育期にかけて、挿し木で簡単に増やすことができます。
項目名 | 詳細 |
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分類 | クワ科フィカス属 |
原産地 | 熱帯アフリカ |
形態 | 常緑樹 |
大きさ | 30cm~200cm |
難易度 | やや易しい |
耐性 | ・土の乾燥:やや強い ・土の湿潤:普通 ・耐陰性:普通 ・耐寒性:やや弱い。冬は室内管理で10度以上 ・耐暑性:強い |
ウンベラータは、インドゴムノキやガジュマル、ベンジャミンなどと同じ、クワ科フィカス属の観葉植物です。
大きいですが厚くなく、軽やかでさわやかなカラーの葉は、インドゴムノキとはまた違ったジャングルのような雰囲気を演出できます。丈夫で手軽に爽やかなグリーンを取り込めるため、人気の観葉植物です。
自生地では樹齢100年以上の大木になり、湿度が高いとガジュマルと同様に幹から気根を出し、ジャングルのような雰囲気を醸し出します。
耐陰性はありますが暗い部屋に置き続けると葉や株が弱っていきますので、明るい室内に置きましょう。また、耐寒性がやや弱いため、冬は室内管理します。
ウンベラータの学名は「Ficus umbellata」ですが、「umbellata」はラテン語で「傘のような」という意味を持ちます。これは、その特徴的な葉の形状に由来しています。
5~9月にかけ挿し木で簡単に増やせます。
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\初心者でも育てやすい植物あります/
たくさんの観葉植物のなかでも、特に丈夫で育てやすい観葉植物をご紹介しました。
日当たりと水やりはある程度気を付ける必要がありますが、放置しても枯れにくく、過酷な環境でもたくましく育ちます。
100均でも入手可能で、初心者でも失敗しにくいです。ハイドロカルチャーなど飾り方を工夫するのも楽しく、寿命が長いので長年楽しめます。ぜひ育ててみてください。