オーガスタ(ストレリチアニコライ)の育て方・水やり・肥料・病害虫対策まとめ

観葉植物_ストレリチア・ニコライ(オーガスタ)_大鉢(尺鉢/10号)

オーガスタは、艶やかな光沢を放つ深い緑の大きな葉が特徴的で、その堂々とした姿が室内空間に格調高い存在感を与えます。

学術的にはStrelitzia nicolai(ストレリチア・ニコライ)として知られ、バショウ科のストレリチア属に分類される観葉植物です。一般的にはオオゴクラクチョウカ(大極楽鳥花)としても知られており、その優美な樹形から「観葉植物の王様」とも呼ばれています。

本記事では、オーガスタを元気に育てるためのポイントを詳しくご紹介します。

名称内容
科名バショウ科
属名ストレリチア属
学名Strelitzia nicolai
一般名称オーガスタ(ストレリチア・ニコライ)
原産南アフリカ、マダガスカル
別名天国の白い鳥
入手難易度普通
栽培難易度簡単
耐性種類内容
耐寒性強い(5度程度までの環境に耐えられる)
耐暑性強い
耐陰性強い(日陰でも耐えられるが、日に当てた方が葉が鮮やかになる。花をつかせるためには日光がかなり必要なので室内管理ではほぼ不可能)

日光

・日なたを好む(やや明るい光が最適で、夏の直射光は葉焼けするので避ける)

・日なたでも半日陰でも育てられるが十分に日光に当てないと花つきが悪くなる(基本的な育て方はレギネと同じだが、更に花がつきにくい)

水やり

・春~夏:土が乾き始めたら、鉢底から水が出るくらいの量をたっぷりと与える。具体的には、鉢の中央部分までしっかり乾いてから、鉢底から水が流れ出るまで与えることが推奨

・秋~冬:土が乾いてから2〜3日後に水やりを行う。冬場は水やりを控えめにし、特に寒さによる根腐れを防ぐため、土の乾燥具合を確認しながら行うことが大切

・根が太いために乾燥には強い

肥料

・春から秋に月二回から三回液肥を与える

病害虫

乾燥した環境を好み、主に葉の裏側に集中して植物の汁を吸います。ハダニの被害を受けた葉は、徐々に黄色く変色していき、重度の場合は枯れてしまうこともあります。

効果的な対策としては、定期的に葉に霧吹きで水をかけること。これにより湿度を保ち、ハダニの発生を抑制することができる。また、日常的なケアとして葉の裏側を定期的にチェックし、早期発見・早期対処を心がけることが重要

葉や茎に付着し、植物の栄養を吸い取る厄介な害虫です。その特徴的な白い綿状の分泌物は、見た目にも悪影響を与えます。カイガラムシが増殖すると、植物の生育に深刻な影響を及ぼす可能性がある。

対策としては、物理的な除去が最も効果的です。綿棒やソフトブラシを使用して、丁寧に虫を取り除くことができます。ただし、被害が広範囲に及んでいる場合は、カイガラムシ専用の殺虫剤の使用を検討する必要があるかもしれません

 

植付け・植替え

・根が張ると普通の植物は根詰まって枯れるが、オーガスタは鉢が根でいっぱいになり鉢を割ってしまうことがある

・大きな葉をつけるので戸外に置く風に倒れることがある

・ストレリチア・ニコライは大型種で成長すると高木状になるが、草丈1m~2mのものがオーガスタの名前で観葉植物として出回っている(別にオーガスタ(アルバ)というストレリチアが希少種として存在しているので、本来はオーガスタの名称で呼ぶことは適切ではない)

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オーガスタは、その大きな葉と堂々とした姿で室内に格調高い雰囲気をもたらし、空間に優雅なアクセントを加える魅力的な観葉植物です。耐陰性が高く、半日陰でも育つ能力があるため、オフィスや商業施設などの室内でも広く利用されています。

艶のある深緑色の大きな葉と印象的な姿から、オーガスタは多くのインテリアデザインで重宝されています。大型の観葉植物として存在感があり、広々とした空間で特に効果的で、豊かな緑の演出を可能にします。

また、オーガスタは乾燥に強く、根が太いため水切れにも耐性があるという特性があり、忙しい人にも適しています。適度な水やりと日光を与えることで、初心者でも比較的安定して育てることができます。

オーガスタは、適切なケアを行えば室内に高級感のある雰囲気を加え、空間を演出する植物です。その強健さと印象的な葉姿は、観葉植物として多くの人々に愛されています。この魅力的な植物と長く付き合うことで、日々の生活に南国の豊かな緑をもたらし、上質な空間づくりを楽しむことができるでしょう。