サンセベリア(サンスベリア)の育て方・水やり・肥料・病害虫対策まとめ

サンセベリアは、丈夫で手入れが簡単な観葉植物で、室内に落ち着いた雰囲気をもたらし、直立した葉で空間にアクセントを加えます。

この植物は「Sansevieria」という学名を持ち、複数の品種があります。葉の形状や色、模様は品種によって異なり、様々なインテリアスタイルに合わせやすいです。サンセベリアは空気清浄効果があるとされ、観賞用としてだけでなく、実用的な面でも注目されています。

本記事では、このサンセベリアを元気に育てるためのポイントを詳しくご紹介します。

名称内容
科名キジカクシ科(リュウゼツラン科、ユリ科)
属名サンスベリア属
学名Sansevieria trifasciata Laurentii
一般名称サンセベリア(サンスベリア)
原産アフリカの乾燥地帯
別名トラノオ、(フクリン)チトセラン、ローレンティー
入手難易度簡単
栽培難易度普通
耐性種類内容
耐寒性弱い(10℃以上の気温が必要)
耐暑性強い
耐陰性強い(日光を浴びると色が濃くなり株も増えるが、日光が少なくてもなかなか枯れないため一年のうちのどこかであてればよい)

日光

・日なたを好む(やや明るい光が最適で、夏の直射光は葉焼けすることもある)

水やり

・春~夏:土の表面が乾いてから2~3日待ってから、鉢底から水が出るくらいの量をたっぷりと与える

・秋~冬:秋になると気温が下がるため、水やりの頻度を減らします。特に10℃以下になるとほぼ断水状態にし、必要な場合でも月に1回程度の水やりで十分

・性質がサボテンに近い植物で、一般的な観葉植物の水やりよりも乾かし気味で管理する(水が多いとすぐに腐るが、暑くても水をやらなかったために枯れることは少ない)

・水やりのときは葉に直接水をかけないようにする

・暖かい部屋で水を断つと乾燥で根が痛んで弱るので注意する

肥料

・多肥に強く、水と一緒に液体肥料を多く与える(月2回程度)とよく育つ性質があるが、与え過ぎは好ましくない(肥料が無かったから枯れるということはない)

病害虫

ハダニは乾燥環境を好む微小な害虫で、葉の裏側に生息し植物の汁を吸う。被害を受けた葉は黄色くなり、最終的に枯れることもある。

対策として湿度管理が重要で、霧吹きで葉に水をかけることが効果的。定期的な観察も大切で、早期発見・早期対応が鍵となる。必要に応じて殺虫剤の使用も検討しましょう

植付け・植替え

・植え替えの頻度は長めで問題ない

・葉先が痛むと葉が伸びなくなるので傷つけないように扱う。(葉が痛んでいないのに成長しない場合は光量不足か肥料不足を疑う)葉がシワシワになっただけなら水やりで回復できる

・冬の根腐れが目立ち、いったん発生すると回復は難しく倒れてしまう

・病気はあまりみられない

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サンセベリアは、その強靭さと美しさで人気の観葉植物です。一般に「サンセベリア」として流通する品種の多くは、サンセベリア・トリファスキアータの園芸品種です。特に黄色い縁取りが特徴的な「ローレンティー」はよく知られています。

この植物は空気清浄効果だけでなく、マイナスイオンを多く放出することでも注目されています。特に「スタッキー」という品種は、通常の3倍ものマイナスイオンを放出するといわれています。

その他、流通量が多い品種としては「シルバーハニー」「ハニー」「キリンドリカ」などがあります。これらの品種は基本的な特徴と育て方は同じですが、キリンドリカはやや耐寒性が強いという特徴があります。

サンセベリアは耐陰性が高く、水やりの頻度も少なくて済むため、初心者でも育てやすい植物です。ただし、根は過湿に弱いため、特に冬場の水やりには注意が必要です。

これらの特徴を理解し、適切なケアを行うことで、サンセベリアはあなたの空間を長く豊かにしてくれることでしょう。多様な品種から選べるため、様々なインテリアスタイルに合わせやすいのも魅力の一つです。