ヒロハドラセナ(コルジリネ)|元気な観葉植物を育てるポイント

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ヒロハドラセナ(コルジリネ)のポイント

  • 観葉植物_尺鉢_ヒロバドラセナ_1暑さには強い方なので夏の温度管理はさほど気を付ける必要はないが、耐寒性はさほどなく冬でも5℃程度の気温が必要
  • 日なたを好む(やや明るい光が最適で、夏の直射光は葉焼けするので避ける)
  • 耐陰性は基本的にないので注意
  • 春から秋は鉢土の表面が乾いてきたら与え、冬は成長が鈍くなり、水を吸い上げる力も鈍くなる上に蒸発も少ないので、乾かし気味に与える
  • 土が湿っているうちに水をやると、根腐れを起こしやすい
  • カイガラムシ、アブラムシ、ハダニが年間を通して発生するため、見つけたら早めに防除する
  • ハダニがつくと被害の進行が早いので、ベニカやスミオチン、ダニ太郎などで対処する
  • コルジリネは約20種が分布する熱帯性の樹木
  • コルジリネの中でも流通量が多いのはターミナリスの園芸品種、代表的な園芸品種に、アイチアカ、深いグリーンで赤紫が入るレッドエッジなどがある

ヒロハドラセナ(コルジリネ)の特徴・育て方のコツ

名称 科名 キジカクシ科(リュウゼツラン科、ユリ科)
属名 センネンボク属(コルジリネ属)
一般名称 ヒロハドラセナ
別名 テルミナリス、ターミナリス、ティ・リーフ
学名 Cordyline terminalis/Cordyline fruticosa
 オススメ度 入手難易度 普通
栽培難易度 簡単~普通
植物の特徴 耐寒性
  • 寒さには強い植物のため5度程度までの環境に耐えられる植物
  • 暑さには強い方なので夏の温度管理はさほど気を付ける必要はないが、耐寒性はさほどなく5℃は必要
  • コルディリネ・アウストラリスなど比較的寒さに強いタイプのものは露地植え可能
耐暑性
  • 強い
対陰性
  • 耐陰性は基本的にないので注意
  • アイチアカなどテルミナリスの系統はやや耐陰性があるので室内の明るい場所で問題なく育つ
育て方 好ましい日光の量
  • 日なたを好む(やや明るい光が最適で、夏の直射光は葉焼けするので避ける)
  • 日当たりが不足すると葉が色褪せる
  • 空調で乾燥すると葉が黄色く変わるときもあるので葉水を活用する
水やり・葉水
  • 一般的な観葉植物の水やりと同様(土が乾いたらたっぷりと水をやる)
  • 春から秋は鉢土の表面が乾いてきたら与え、冬は成長が鈍くなり、水を吸い上げる力も鈍くなる上に蒸発も少ないので、乾かし気味に与える(土が湿っているうちに水をやると、根腐れを起こしやすい)
  • 冬は乾かし気味の方が失敗が少なく済む
肥料
  • 5月~9月の間、(体肥料なら1週間に1回、固形肥料なら2ヶ月に1回)追肥として液体肥料を施す(生育する春~秋は液体肥料を週に一回あたえる)
  • 生育期以外の時期は特に肥料を与える必要はない
病気・害虫・その他
  • 目立つ病気は特にないが、高温多湿期に軟腐病、立枯病などが発生しやすい
  • カイガラムシ、アブラムシ、ハダニが年間を通して発生するため、見つけたら早めに防除する
  • ハダニが特に発生しやすく、葉の色が悪くなって生育が衰えたり、新芽に付くとでてくる葉のカタチが変わったりするため、市販の殺ダニ剤を利用する
  • 茎や葉に付着する白いカイガラムシはで成虫になると薬剤の効き目が小さくなるので歯ブラシでこすり落とす方法が確実
植付け・植替え
  • 生育が比較的旺盛なので、毎年植え替える(5月中旬~8月に根鉢の土を3割程度落として一~二回り大きな鉢に植え替え、長く伸びている根茎を2/3ほどに切る)
  • 球根のように太い地下茎が鉢いっぱいにまわって根詰まりを起こすと、新しい葉が出ずに下の葉から落ちたり、葉艶が悪くなって落馬する
  • 湿度が不足すると葉縁が枯れてきて見栄えが悪くなるので葉の縁を切りとる
  • 植え替え直後は根が傷んでいることもあり多少生育が弱りまるため、明るい日陰に移動し新しい葉が生長してきたら日の当たる明るい場所に移動させる
備考
  • コルディリネ・レッドエッジ(Cordyline terminalis ‘Red Edge’)も多く流通している
  • (赤)ドラセナと呼ばれることもあるが(同様にドラセナに似ているので一般的には「青ドラセナ」と呼ばれる「コルディリネ・ストリクタ」もある)本来はドラセナ属でなくコルディリネ属の植物
  • コルジリネは約20種が分布する熱帯性の樹木
  • 流通量が多いのはターミナリス〔C. terminalis=C. fruticosa〕の園芸品種
  • 代表的な園芸品種に、アイチアカ、深いグリーンで赤紫が入るレッドエッジなどがある
その他