モンステラ(デリシオーサ)|元気な観葉植物を育てるポイント

グリーンレンタル専門の『GOOD GREEN』がお届けする観葉植物の育て方情報です。是非、植物を育てる際は参考にして下さい。

モンステラ(デリシオーサ)のポイント

  • 観葉植物_8寸_モンステラ_2耐寒性と対陰性が備わっているため、室内では容易に越冬可能
  • 春・秋は土の表面を触ってみて湿り気を感じなくなったら水を与え、冬は土表が乾いて2~3日経過してから水やりをすればよい
  • 葉先から水が垂れることがあるが、これは吸い上げた水の余ったものを排出しているためで、元気な葉ほどこの現象が起こる
  • モンステラの茎葉に含まれる汁には皮膚をかぶれさせたり粘膜に付くと炎症を起こすなどの症状をもたらす成分が含まれているので、ペットを飼育している場合は注意する
  • 単に「モンステラ」というとデリシオーサを指すことが多いが、鉢物で流通している多くはヒメモンステラ
  • スペイン語の「モンスター」を由来としてモンステラという名称が付いているとされる
  • モンステラより葉が小型で葉脈間に多数の穴があいているマドカズラという種類もある(ヒメモンステラ同様、育て方は同じ)

モンステラ(デリシオーサ)の特徴・育て方のコツ

名称 科名 サトイモ科
属名 モンステラ属(ホウライショウ属)
一般名称 デリシオーサ
別名 ホウライショウ、デンシンラン、ペッサム
学名 Monstera deliciosa
 オススメ度 入手難易度 簡単~普通
栽培難易度 簡単
植物の特徴 耐寒性
  • 5度~10度程度の環境に耐えられる植物
  • 比較的耐寒性が備わっているため、室内では容易に越冬可能
  • 寒さにも比較的強く育てやすいため、冬を越えても多少葉が減るぐらいで、あまり樹形を乱さない
耐暑性
  • 強い
対陰性
  • 耐陰性が強い観葉植物
  • 日当たりが悪い場所にも置けるが日陰に長期間置くと徒長が発生することがある
育て方 好ましい日光の量
  • 日陰気味を好む(春から夏にかけては日陰が望ましく、あまりにも明るいのは苦手)
  • 日射しが強いと葉が焼けて部分的に枯れる
水やり・葉水
  • 年間を通して鉢土の表面が乾いてきたら水を与えれば十分
  • 春・秋は土の表面を触ってみて湿り気を感じなくなったら水を与え、冬は土表が乾いて2~3日経過してから水やりをすればよい
  • あまり大きくしたくない場合は、一年を通してやや水やりを控える(水やりの頻度で生育調整が可能)
肥料
  • 基本的には春から秋の生育期だが、冬でも暖かい室内に置いている場合だと新芽が動くことがあるので、場合は肥料を施してもよい
病気・害虫・その他
  • 置き場や環境を頻繁に移動すると弱ってしまい、また春と秋に多湿にすると立枯病が発生することがある
  • カイガラムシ、ハダニが年間を通して発生する場合がある
  • ハダニが発生すると葉の色が悪くなって生育が衰えたり、新芽に付くと葉が奇形になったりする
植付け・植替え
  • モンステラの茎葉に含まれる汁には皮膚をかぶれさせたり粘膜に付くと炎症を起こすなどの症状をもたらす成分が含まれているので、ペットを飼育している場合は注意する
  • 小株は生育に応じて年1回、大鉢仕立ての株は2年に1回を目安に植え替える
  • 育てていくと下の方の葉が落ちてバランスが悪くなるので、その場合は伸びた部分を株元まで切り戻してバランスを整えることも検討すべき
  • 気根は切っても生育に特に大きな影響はない
  • 葉先から水が垂れることがあるが、これは吸い上げた水の余ったものを排出しているためで、元気な葉ほどこの現象が起こる
  • ホコリがたまりやすいので時々水で濡らしたティッシュなどで葉の表面を軽く拭く
備考
  • モンステラより葉が小型で葉脈間に多数の穴があいているマドカズラという種類もある(ヒメモンステラ同様、育て方は同じ)
  • 葉に同じような切り込みの入るマングースカズラやハブカズラは似ているが別属
  • 単に「モンステラ」というと(M. deliciosa)を指すことが多いが、鉢物で流通している多くはヒメモンステラ(M.deliciosa var. borsigiana)で、葉がやや小型で、黄色や白色の斑入り品種がある(アダンソニーと誤称されるときがあるが)別種
  • ミッドセンチュリーを代表するデザインとしてインテリア用品などにその意匠が用いらた
  • 花は棒状になって食用となる
その他

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