グリーンインテリアを飾る上で、一番肝心なことは相性です。いくら見た目が好みでも、生活スタイルや成長具合に合わない植物もあります。
最近では、植物を取り扱う専門店だけでなく、インテリアショップで見かけることも多くあります。
今回は、おしゃれでインテリア性にすぐれているだけでなく、好みのタイプ別にご紹介します。
【目次】
1. おしゃれでインテリアにかわいい系のインテリアにぴったりな人気の観葉植物
1. おしゃれでかわいい空間におすすめの植物ランキング 1位
2. おしゃれでかわいい空間におすすめの植物ランキング 2位
3. おしゃれでかわいい空間におすすめの植物ランキング 3位
2. かっこいい系のインテリアにぴったりな人気の観葉植物
1. 大型でかっこいい、流行りの植物ランキング 1位
2. 大型でかっこいい、流行りの植物ランキング 2位
3. 大型でかっこいい、流行りの植物ランキング 3位
3. 上級者におすすめ、レアで珍しいグリーン
1. 人気上昇中でおすすめの珍しい植物6選_人気のおすすめ観葉植物
4. 長く愛されている、インテリアグリーン
5. 小型で育てやすい厳選2種
6. 番外編:スーパーで売っている葉付きのパイナップルから、また実がとれるのか?
7. まとめ
癒される空間にはそれぞれ違いがありますが、グリーンを感じられるかわいさのなかで一番重要なのは、フォルムです。
かわいいフォルムに癒しを感じ、インテリアとの相性が抜群の上位3種類を紹介します。
まっすぐ伸びた茎の先端に、濃い緑色の葉が「手のひら状」に広がるパキラ。茎の基部がふっくらしていて、力強い存在感とかわいらしさが兼ね備えています。
大きく育つと、カイエンナッツと呼ばれる実がつくことがあります。斑入りの種類のほかに、複数寄せ植えして、茎を縄状に編み込んだものもあります。
パンヤ科カポック属に似ていることから、カポックとも呼ばれているシェフレアです。光沢のある濃い緑色の葉を広げた姿は、かわいらしさと生命力を感じる立ち姿です。
特に、刃先が丸くなるアルボリコラの品種は、女性の方が好む形となっています。また、淡黄色の斑入りのフイリホンコンもかわいらしさが人気です。
そして、何より丈夫で育てやすいです。
ハート型の鮮やかな緑色の葉に、黄色い斑が入ったポトスは丈夫で、育てやすい品種です。つる性なので、つるを誘引して楽しむだけでなく、吊り下げて飾ることもできます。
インテリアの照明との共演もおすすめです。全体的にライムの色が多く入るタイプもさわやかで、大変おすすめです。
室内のシンボルツリーとなるぐらい大きくなる品種だけでなく、葉がかっこよく大型なものも含めてご紹介します。
部屋の主役になる、かっこいい流行りの観葉植物ベスト3をご紹介。
サトイモ科で葉の色彩がおもしろい品種です。一昔前までは珍しい品種でしたが、近年見かけることも多くなっています。
葉が大型でインパクトがあり、光沢の見栄えもかっこいいです。いろいろなジャンルのインテリアに合わせやすいのも魅力的です。
ドラセナはアフリカの亜熱帯・アジア・アメリカなどに、50種類前後あります。特に、観賞用にはフラグアンス・サンデリアナ・スルクロサ・デレメンシスなどが多いです。また、斑模様の違いなどで多くの種類があります。
小さく育てる品種だけでなく、大きさを楽しむ品種も人気です。
その中でも、ドラセナマッサンゲアナ(幸福の木)は人気で、引っ越し祝いなどのギフトにも喜ばれます。
モンステラは熱帯のジャングルを彷彿とさせる、大きく深く切り込まれた独特の葉が特徴の観葉植物です。葉に開く穴が個性的で、インテリアに自然なエレメントを加えます。耐陰性があり、室内で育てやすく、空気浄化効果も期待できます。デリキオサという品種は、適切な環境で育てると食用の果実をつけることもあります。
ハンギングバスケットに吊るして飾ることで、空間に立体感を与えることができ、インテリアのアクセントになります。
沢山の種類が流通している観葉植物ですが、その中でも普段目にしない品種も多くあります。珍しく、入手困難とまではいかなくても、お友達の家と被らないちょっと他の人と違う3種類をご紹介します。
アムステルダムは、細身の幹とすっきりとした樹形が特徴の観葉植物です。特に大型の個体は、2メートル以上に成長し、インテリアの主役として存在感を放ちます。耐陰性があり、室内でも育てやすく、初心者にもおすすめです。
葉が細長く、スタイリッシュな印象を与えるため、モダンなインテリアやミニマルなデザインにもよく馴染みます。また、大きな空間に配置することで、空間全体を引き締める効果があり、オフィスやリビングのアクセントとして最適です。
アマゾンオリーブは、レアな品種でありながら、管理が比較的容易な観葉植物です。その特徴的な魅力は、くねっと曲がった幹が作り出す美しいシルエットにあります。日陰に置いても素敵な姿を保ち、室内のインテリアとして人気があります。この植物の魅力は見た目だけではありません。花を咲かせ、実をつけることも特筆すべき点です。実は食用可能で、多くの種を含み、甘酸っぱい独特の味わいを楽しむことができます。耐陰性に優れているため、室内での栽培に適しており、初心者でも扱いやすい植物です。美しい外観と実用性を兼ね備えたアマゾンオリーブは、植物愛好家からの注目度も高く、ユニークな観葉植物を探している方におすすめです。
ミルクブッシュは、ユーフォルビア属に属する多肉植物で、乾燥地域原産の観葉植物です。全体的にボリュームのある姿が特徴的で、緑色の棒状の茎が分枝しながら成長します。乾燥に強く、育てやすい性質を持っているため、初心者にも適しています。単体で観賞植物として楽しめるだけでなく、他の多肉植物との相性も良く、寄せ植えにも適しています。このため、インテリアとしての活用の幅が広く、様々な空間演出が可能です。ただし、茎から出る白い樹液には毒性があるので、取り扱いには注意が必要です。日当たりを好みますが、夏の強い直射日光は避けるのが良いでしょう。
徳利のような膨らんだフォルムと変わった草姿が魅力的な観葉植物です。冬の寒さに気を付ければ、比較的育てやすい品種です。花が咲いた後が種ができ、撒いて育てることは可能です。(繁殖したものを個人での販売は禁止されていることがあります。種から育てる場合はご自身で楽しまれることをおすすめします。)
こちらも徳利みたいに株元が膨らむ種類の観葉植物ですが、若いときはスリム体系で、大きくなるつれ、ポッコリなっていきます。生長が遅いので、若木を買った場合は、ポッコリしてくるのが待ち遠しくなります。
葉軸がしっかりしており、葉の強めなカールが特徴です。名前のごとくですが、マニラの街でよく見かけます。流量が少ないので、入手が困難な場合もあります、ぜったいにほしい方は、見かけ次第すぐにご購入されることをおすすめします。
流行に関係なく、常に愛されている観葉植物の品種を紹介致します。グリーンインテリアが主流になり始めたころから、上位ランキングに入る品種ばかりを紹介します。
フィカス属の常緑または落葉性のゴムの木は、観葉植物が愛され始めたころから不動の人気があります。
観賞用として、ベンジャミン・ガジュマル・インドゴムノキなどがポピュラーです。サイズも幅広く、こまめな剪定で低木に仕立てたり、縄編みや網目状に編み上げることもできます。
また、丈夫で育てやすいのも長く愛されている秘訣かもしれません。
サンセベリアは南インドの熱帯・亜熱帯地方、アフリカ・マダガスカルなどに70種類前後あります。大型に楽しめるものから、小さいものもあり、幅広く対応できる品種です。
固く細長い葉が何枚も直立しており、美しい雲状の模様が入っているのが特徴です。園芸品種のローレンティーが多く出回っており、ハーニーも人気があります。冬越しは苦手なので、気を付ける必要があります。
ウンベラータは、愛らしいハート形の葉が特徴的な観葉植物です。小さな個体から大型の樹木まで成長可能で、葉の量を調整することで、美しいシルエットを作り出すことができ、育て方次第で様々な姿を楽しむことができます。この植物の管理は比較的容易ですが、葉の量や形を整えることで、より美しく仕立てることができます。このため、単に育てるだけでなく、植物の姿を整えていく過程も楽しめる点が特徴です。世話をする楽しみが倍増し、自分好みの姿に育てる喜びを味わえる植物といえるでしょう。
オーガスタは、トロピカルな雰囲気を醸し出す大型の観葉植物です。その特徴的な姿から、リゾートホテルや海辺のロケーションでよく見かけられる人気の植物です。大きな葉と堂々とした佇まいが、空間に南国的な魅力を添えます。インテリアとしての活用も幅広く、そのインパクトのある大きさを活かして、モダンなデザインの部屋にも見事にマッチします。一本置くだけで部屋の雰囲気を一変させる力を持ち、都会的でスタイリッシュな空間創出にも貢献します。オーガスタは、その存在感から、家庭やオフィス、商業施設など様々な場所で重宝されています。適切な管理で美しく育てることで、長年にわたり空間に豊かな緑をもたらす素晴らしい観葉植物です。
エバーフレッシュ(別名:アカサヤネムノキ)は、その特徴的な葉が魅力の観葉植物です。繊細で涼やかな印象を与える葉は、日中は開いて軽やかな姿を見せますが、夜になると閉じるという興味深い性質を持っています。この日周運動は、植物の健康状態を示す重要な指標となります。昼夜で異なる姿を楽しめるこの植物は、インテリアとしても人気があります。しかし、日中に葉が閉じるなど、通常とは異なる動きが見られる場合は、生育環境に問題がある可能性があります。そのような症状が見られたら、早めに水やり、日光、温度などの条件を見直し、適切な対処を行うことが大切です。
棚やデスク回りにも小さめがフィットするかわいい観葉植物も沢山あります。管理が簡単で育てやすい、おすすめの厳選2種をご紹介します。
ブラジルなどに分布する小型のアナナスの仲間です。美しい葉の色が特徴です。パイナップル属で、葉のギザギザした感じがパイナップルを彷彿とさせます。0℃ぐらいの耐寒性があるので、冬場の室内でも防寒なしで育てることが可能です。
まん丸の葉っぱがかわいいく、育て方も簡単です。珍しい品種のため、株が大きいと高値で取引さえている場合もありますが、小さいポットだとお求めやすい価格の物もあります。中心からすっと伸びた先にお花がつく姿もとっても愛らしいです。
先に正解を言いますが、答えは「YES」です。ただし、ほっといてできるほど簡単ではありませんが、お子さまと一緒に楽しんで育てることも可能です。
簡単に言いますと、「挿し木」です。パイナップルの冠芽の部分をカットし、葉を数倍はがし挿しやすくしてから赤玉土と腐葉土・緩効性肥料を混ぜた土に植え付けます。
熱帯性の植物ですので、冬の作業は避けてください。
順調に生育すると新芽が伸びてきます。順調に育てば2年後ぐらいには株の中心にパイナップルの実が現れるかもしれません。パイナップルを丸ごとご購入するかたや、ご興味があるかたは是非チャレンジしてください。
観葉植物は人気が高く、身近になりつつありますが、日本古来のものが少ないため育て方に寄り添わないとしっかりと育てていくことが難しいです。
暑い地域の生息地だからといって、直射を浴びすぎてしまえば弱りますし、水管理を怠れば残念ながらお別れの時が早まる可能性あります。
ご自身の生活リズムの中に、観葉植物と会話するような管理ができることがベストですが、難しいと感じる場合は丈夫で強健な品種をおすすめします。
グリーンインテリアを上手に使った、インテリアコーディネイトをして、ワンランク上のおしゃれな空間の演出をされてはいかがでしょうか。