ストレリチア・レギネの育て方・水やり・肥料・病害虫対策まとめ

観葉植物_ストレリチア・レギネ(極楽鳥花)_大鉢(尺鉢/10号)

ストレリチア・レギネ(極楽鳥花)は、初心者にも扱いやすい人気の観葉植物です。この植物は室内に豊かな雰囲気をもたらし、特徴的な大きな葉と鮮やかな花で空間を印象的に演出します。

ストレリチア・レギネは、バショウ科ストレリチア属の代表的な種として知られており、草丈が1.5メートルほどになる大型の多年草が特徴です。また、葉は大きく、バナナの葉に似た形状をしており、花は鳥の頭のような特徴的な形をしています。

ストレリチア・レギネという名前は、18世紀のイギリスのシャーロット王妃(旧姓メクレンブルク・ストレーリッツ公女)に因んで名付けられました。学名の「Strelitzia reginae」は、「Strelitzia」がストレーリッツ公に由来し、「reginae」は「王妃の」という意味を持ちます。この学名は、植物の気品ある姿を表現しています。

本記事では、ストレリチア・レギネを元気に育てるためのポイントを詳しくご紹介します。

名称内容
科名バショウ科
属名ストレリチア属
学名Strelitzia reginae
一般名称ストレリチア・レギネ
原産南アフリカ
別名ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)、バード・オブ・パラダイス、ストレチア
入手難易度普通
栽培難易度簡単
耐性種類内容
耐寒性強い(5度程度までの環境に耐えられる)
耐暑性強い
耐陰性強い(耐陰性があり、年中室内管理可能だが日光にあてて十分に肥料をやらないと花が付きにくい)

日光

・日なたを好む(やや明るい光が最適で、夏の直射光は葉焼けするので避ける)

・日なたでも半日陰でも育てられるが十分に日光に当てないと花つきが悪くなる

水やり

・春~夏:土が乾き始めたら、鉢底から水が出るくらいの量をたっぷりと与える

・秋~冬:土の表面が乾いてから1週間後に水を与える。冬季は土が乾きにくくなるため、土の状態をよく観察し、必要以上に水を与えないよう注意が必要

・根が多肉質で太いために乾燥には強い(ストレチアを枯らす理由の大半は水のやりすぎ)

・水は鉢土が乾いてから与えるようにする(与えすぎると根腐れが起こる)

肥料

・春から秋に月二回から三回液肥を与える

病害虫

乾燥した環境を好み、主に葉の裏側に集中して植物の汁を吸います。ハダニの被害を受けた葉は、徐々に黄色く変色していき、重度の場合は枯れてしまうこともあります。

効果的な対策としては、定期的に葉に霧吹きで水をかけること。これにより湿度を保ち、ハダニの発生を抑制することができる。また、日常的なケアとして葉の裏側を定期的にチェックし、早期発見・早期対処を心がけることが重要

葉や茎に付着し、植物の栄養を吸い取る厄介な害虫です。その特徴的な白い綿状の分泌物は、見た目にも悪影響を与えます。カイガラムシが増殖すると、植物の生育に深刻な影響を及ぼす可能性がある。

対策としては、物理的な除去が最も効果的です。綿棒やソフトブラシを使用して、丁寧に虫を取り除くことができます。ただし、被害が広範囲に及んでいる場合は、カイガラムシ専用の殺虫剤の使用を検討する必要があるかもしれません

植付け・植替え

・咲き終わった花は花茎の根元から切り取ってしまってよい

・二年に一回を目安に植え替える

・花持ちも2週間程度と長く、高級切り花としても活用される

・ストレリチア属は4種が知られており、特にストレリチア・レギネが最もよく栽培されている

・ストレリチアは切り花としても人気があり、カリフォルニア州ロサンゼルスの市花でもある

・ストレリチア・レギネは高さ1mほどだが、他の種類は木になって10m程度まで成長する

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ストレリチア・レギネは、その独特な花の形状と美しい葉姿から、世界中で愛される観葉植物です。その特徴的な花は、極楽鳥が羽を広げたような姿をしており、そこから「極楽鳥花」という和名が付けられました。

花の青い部分は実は花弁ではなく、雄しべを包む苞(ほう)という特殊な器官で、自然界では主にヒタキ科の小鳥によって受粉が行われます。南アフリカの伝統医療では、花の蜜は炎症を抑える効果があるとされ、大きな葉は屋根材としても利用されてきました。

室内での栽培では、適度な日光と水分管理さえ行えば比較的容易に育てることができます。その存在感のある姿は部屋のアクセントとして最適で、開花時期は主に春から夏ですが、室内では一年を通して不定期に開花することもあります。

このように、ストレリチア・レギネは観賞価値が高く、適切なケアを行えば長年にわたって美しい姿を保ち、室内に活気と癒しをもたらしてくれる理想的な観葉植物といえるでしょう。

 

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