グローカルは、艶のある濃い緑色の葉が室内に洗練された雰囲気をもたらし、空間に高級感あるアクセントを加えます。
本記事では、グローカルを元気に育てるためのポイントを詳しくご紹介します。
【目次】
グローカルの基本情報
グローカルの育て方
グローカルの風水・花言葉
グローカルのトラブル対処方法
グローカルのよくある質問
さいごに
一般名称 | グローカル |
科名 | キジカクシ科(リュウゼツラン科、ユリ科) |
属名 | センネンボク属(コルジリネ属) |
学名 | Cordyline stricta`Grocal’ |
原産 | オーストラリア |
別名 | コルディリネ・グローカル、コルディリネ・ストリクタ・グランディス |
入手難易度 | 普通 |
栽培難易度 | 簡単~普通 |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 弱い |
耐陰性 | 強い |
温度 | 20℃から30℃を推奨 最低でも10℃以上を維持 |
光 | 直射日光には弱い 明るい日陰を推奨 |
水やり | 春夏:土の表面が乾いたらたっぷりと 秋冬:土の表面が乾いて2〜3日待ってから |
肥料 | 緩効性肥料、液体肥料 |
剪定時期 | 4~7月 |
・グローカルは直射日光に弱く、特に夏場は葉焼けを起こす可能性があります。したがって、直射日光が当たらない場所で育てることが推奨されています。
・グローカルは耐陰性が強く、暗い環境でも育つことができます。ただし、暗所では水やりの頻度を調整する必要があります。
・春から秋にかけては風通しの良い屋外で管理することも可能ですが、初めは半日陰の場所から始めて徐々に慣らすことが重要です。
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えます。特に7月から9月の間は、土が乾燥していることを確認してからたっぷりと与えることが重要です。
明るい環境では、土が乾いたらしっかりと水を与えます。暗い環境では、水を少なめにし、土が完全に乾く前に給水します。
乾燥しやすい時期なので、毎日霧吹きで葉に水をかけると良いでしょう。
土の表面が乾いてからさらに数日待ってから水を与えます。特に冬季は、月に1~2回の水やりで十分です。
鉢底から水が流れ出るまでしっかりと与えますが、頻度を減らします。土が完全に乾燥してから数日後に水を与えることで、根腐れを防ぎます。
冬場でも葉水を行うことで、植物が潤いを保ち、病害虫の予防にもつながります。
即効性があり、植物が必要とする栄養素を迅速に供給します。特に春から夏の生長期には、2週間に1回程度の頻度で与えることが効果的です。
ゆっくりと栄養を放出し、持続的に効果を発揮します。春から夏の間に2ヶ月に1回程度与えることが一般的です。
・生長期(春~秋)
この期間は植物が最も成長するため、液体肥料は2週間ごと、緩効性肥料は2ヶ月ごとに与えることが推奨されます。これにより、植物は健康で丈夫に育ちます。
・冬季(12月〜3月)
冬は植物が休眠状態に入るため、肥料の必要性は大幅に減少します。この時期には肥料を与えないか、与える場合でも非常に少量に抑えるべきです。特に、根が弱っている時や休眠期には肥料を与えると、栄養を吸収しきれず「肥料焼け」を起こす可能性があります。
高温で乾燥した環境や風による他の植物からの移動、葉裏の湿気がハダニ発生の原因となり、植物の養分を吸収して弱らせます。
対策として葉水による湿度管理、牛乳や木酢液のスプレー散布、薬剤のローテーション使用、そして鉢ごと水没させる方法が効果的です。
高温と乾燥、風通しの悪さ、他の植物からの感染によって発生するカイガラムシは、植物の養分を吸収して枯死させる原因となります。
対策として歯ブラシでの物理的除去や殺虫剤の使用、定期的な葉水と清掃、風通しの改善と適度な湿度管理、そして早期発見のための日々の観察が効果的です。
春から秋にかけての温暖な時期に行うのが理想的です。特に5月から7月が最適とされ、この時期は植物が活発に成長するため、根が新しい土壌に早く馴染むことができます。土壌は赤玉土や腐葉土を混ぜたものが推奨され、排水性が良く、根腐れを防ぐための工夫が必要です。
グローカルが成長するにつれて鉢のサイズを変える必要があります。小株の場合は毎年、中~大株の場合は2~3年ごとに植替えを行うことが推奨されています。植替えの際には、根が鉢底から出てきたり、水が土壌に染み込みにくくなった場合が目安です。
また、植替え後は根がダメージを受けているため、肥料は1~2ヶ月後から与えるようにし、過剰な栄養供給を避けることが重要です。
・根詰まり
鉢底から根が出ている場合や、水やりをしても水が土に浸透しない場合
・葉の変色や枯れ
葉が黄色くなったり、枯れ始めたりする場合
・生育不良
成長期にもかかわらず新芽が出ない場合や、全体的に元気がないと感じる場合
グローカルは「陽」の気を持つとされ、活発なエネルギーを発生させると考えられています。特に、葉先が尖っていることから、鋭くて強い「気」を持ち、悪い「気」を祓う効果があるとされています。このため、玄関や部屋の入口に置くことで、良い運気を引き寄せると同時に、邪気を遠ざける役割も果たします。
グローカルの花言葉は「幸福」「幸せな交際」とされています。これは、グローカルが持つ縁起の良い意味合いから、特に新築祝いなどの贈り物として人気があることを示しています。
これは主に水分管理が不適切な場合に起こります。水やりの過剰は根腐れを引き起こし、葉先が枯れる原因となります。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、鉢皿に溜まった水は必ず捨てることが重要です。逆に、水不足も葉先が茶色く変色し、しおれる原因となります。特に夏場は水分の蒸発が早いため、定期的に土の状態を確認し、必要に応じて水を与えることが求められます。
葉が黄色くなる原因としては、栄養不足、日照不足、水分不足、根詰まり、低温または急激な温度変化が考えられます。これらの問題に対処するためには、適切な肥料の使用、日当たりの良い場所への移動、適切な水やり、植え替え、温度管理が必要です。
水を与えすぎると根腐れを起こし、植物全体の健康を損なうことになります。水やりは土の表面が乾いたタイミングで行い、土全体に水分が行き渡るようにします。
成長すると根が鉢の中で詰まってしまうことがあります。これにより、水分や栄養素の吸収が妨げられ、葉の元気がなくなる原因となります。根詰まりを防ぐためには、生育期(春から夏)に1年ごとに植え替えを行うことが推奨されます。
グローカルは半日陰の明るい環境を好みます。直射日光が当たる場所では葉焼けを起こす可能性があるため、レースカーテン越しの光が理想的です。また、耐陰性も高いため、暗い場所でも育ちますが、明るい場所に移動させることで健康を保つことができます。
主にハダニやワタムシなどの害虫による被害があります。これらの害虫は繁殖力が強いため、早期発見と対策が重要です。
特に乾燥する時期(5月~9月)には葉水を行うことで植物の健康を保つことができます。葉水には虫の防除効果もあります。
グローカルは大きく成長する可能性がありますが、その成長速度は環境によって異なります。適切な光と水分管理を行うことで健康的に成長します。
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グローカルは、その艶のある濃い緑色の葉で室内に洗練された雰囲気をもたらし、空間に高級感あるアクセントを加える魅力的な観葉植物です。耐陰性が高く、暗い環境でも育つ能力があるため、オフィスや病院などの室内でも広く利用されています。
グローカルは、適切なケアを行えば室内に洗練された雰囲気を加え、空間を演出する植物です。その強靭さと美しい葉は、植物初心者から上級者まで幅広い層に人気があります。この魅力的な植物と長く付き合うことで、日々の生活に緑の潤いをもたらし、快適な空間づくりを楽しむことができるでしょう。