「最近なんだかヒョロヒョロしてきた」「葉の間がスカスカで元気がない」と感じて、不安な気持ちになっていませんか? せっかくお気に入りの一鉢を迎え入れたのに、数ヶ月で形が崩れてしまうのは、植物を大切に想うからこそ本当に切ないものです。
植物が間延びしてしまう「徒長(とちょう)」は、決して防げないことではありません。 それは植物からの「もっと光がほしいな」というささやかなSOS。 日常のちょっとした工夫で、見違えるほど美しく健やかな姿を一緒に守ってあげましょう。
目次

植物が本来の姿よりも茎だけ細長く伸びてしまい、少し弱々しく見える状態を「徒長」と呼びます。 これは、限られたエネルギーを「一生懸命に光を探して上に伸びること」に集中させてしまった結果なのです。
健康な株であれば節(ふし)の間隔がぎゅっと詰まっていますが、徒長が進むとこの間隔が目に見えて広がり、茎の色も薄い緑や白っぽく変化していきます。 さらに重さに耐えきれず、茎がぐにゃりと曲がったり倒れたりすることもあります。 「なんだか最近、ひょろっとしてきたな」と感じたら、それは植物が助けを求めている初期サインかもしれません。
<関連記事>
初心者でも育てやすい簡単で寿命の長い観葉植物13選

植物がひょろりと伸びてしまうのには、必ず理由があります。 多くの場合、一番の理由は「光が少し足りないこと」にあります。
光が足りない場所にいる植物は、「もっと高いところへ行けば光があるかも!」と、生き残るために必死に背伸びをします。限られたエネルギーを、すべて「上へ伸びること」だけに注ぎ込んでしまうのです。
| 原因 | 状態の詳細 | 今日からできる対策 |
|---|---|---|
| 日照不足 | 窓から離れすぎている | レースのカーテン越しの日向へ移動 |
| 水の与えすぎ | 土が乾く前に水をやる | 指を差して乾燥を確認してからお水やり |
| 肥料のあげすぎ | 栄養が多すぎる | 成長がゆっくりな時期は肥料をお休みする |
| 向きがずっと同じ | 光が当たる方向が一定 | 週に一度、鉢をくるっと回してあげる |
植物を大切に想うあまり一生懸命にお世話をすることが、時には植物のペースを追い越してしまうこともあるのですね。

植物が伸びてしまう前に私たちができる予防策として、まずは「置き場所の微調整」を意識してみましょう。 窓際であっても季節によって太陽の高さが変わるため、常にその時々の心地よい明るさを探してあげることが大切です。
植物が伸びてしまう前に私たちができる予防策は、どれもシンプルなことばかりです。こうした小さな工夫だけで、植物はとても素直に応えてくれますよ。
・水やりは「待つ勇気」を持つ
土が芯までしっかり乾いたのを確認してから、たっぷりと与えます。
・1週間に1度の「ローテーション」
鉢を90度ずつ回してあげると、光の方向へ曲がるのを防ぎ、真っ直ぐな樹形を保てます。
・「風」で茎を鍛える
適度な風通しを確保することで、植物の茎はより太く丈夫に育ちます。

もし、徒長してすでに形が崩れてしまっても、どうぞ気を落とさないでくださいね。 思い切って「剪定(せんてい)」を行い、新しい芽を育てることで、また綺麗な姿に戻してあげることができます。
ハサミを入れるのは少し勇気がいりますが、植物の生きようとする力を信じて一歩踏み出してみませんか。数ヶ月後には、以前より太く立派な新芽があなたを驚かせてくれるはずです。
1. 清潔なハサミを用意する
雑菌を防ぐため、煮沸消毒やアルコールで拭いた、切れ味の良いものを使います。
2. 「節」の少し上でカット
葉の付け根にある「芽(節)」の少し上で、スパッと切るのがコツです。
3. 明るい場所で休ませる
切った後は、これまでより少し光の入る場所へ移動させて、ゆっくり休ませましょう。
<関連記事>
観葉植物の葉が落ちるのはSOSサインを詳しく解説

植物を想う優しい気持ちから、ついついやってしまいがちな行動が、実は逆効果になることがあります。 例えば、弱っているからと肥料をたっぷり与えてしまうと、光がない中ではさらにひょろひょろとした伸びを助長してしまいます。
植物を想う優しい気持ちが、実は逆効果になってしまうことがあります。以下の3点には注意しましょう。
・弱っている時の「たっぷり肥料」
光が足りない中での肥料は、さらにひょろひょろとした伸びを早めてしまいます。
・急な「直射日光」
暗い場所にいた植物をいきなり強い光に当てると、「葉焼け」を起こして体力を奪ってしまいます。
・一度に「すべての葉」を切る
剪定(せんてい)の際、光合成ができる余力を少し残してあげないと、復活するエネルギーが足りなくなります。

長く植物と暮らしてきて分かったのは、植物の「変化」を観察する楽しさです。新芽の色や茎の柔らかさは、彼らからの大切なメッセージ。私にも、忘れられない苦い失敗があります。
冬の窓辺での多肉植物
冷え込みと光不足で、一晩のうちに茎がひょろひょろに……。
エアコン直撃のウンベラータ
乾燥によるストレスで、節の間隔がスカスカに……。
これらの経験を通して学んだのは、「植物が置かれている環境」の小さな変化に寄り添うことの大切さです。

A: 残念ながら、一度細く伸びてしまった茎が後から太くガッシリと戻ることはありません。
そのままにすると重みで折れてしまうこともあるため、思い切って早めに「剪定」しましょう。カットすることで、下の方から新しく健やかな芽が出るのを促すのが、結局は一番の近道になります。
A: はい、実は冬こそ注意が必要です。暖房で「室温」が高いのに、日照時間が短く「光」が足りないというアンバランスな状況になると、植物は春が来たと勘違いしてヒョロヒョロと伸びてしまいます。
冬の間はできるだけ窓際の明るい場所に置き、水やりを控えめにして成長をゆっくりさせてあげましょう。
A: 効果的で、心強い味方になります!最近はインテリアに馴染むお洒落なライトも増えています。日光がどうしても確保しにくい部屋や、日照時間が短い冬場などは、補助光として活用することで徒長をぐっと抑え、節の詰まった健康的な姿を保つことができます。
A: その不安、よくわかります。でも、植物の生命力は私たちが思うよりずっと強いので信じてみましょう。
植物が元気に育つ時期(春〜秋)であれば、カットした場所から脇芽が出て、よりボリュームのある樹形に生まれ変わります。まずは一番気になる枝を一本だけ、節のすぐ上で切ることから始めてみませんか。
A: いいえ、ぜひ「水挿し」や「挿し木」に挑戦してみてください!コップに入れた水に挿しておくだけで、数週間で新しい根が出てくることも多いです。元の株を整えながら、新しい「子株」を増やす楽しみも味わえますよ。命を繋ぐワクワク感をぜひ体感してみてください。
植物を育ててみたいけど、日々の手入れが心配…そんな方におすすめなのが、GOOD GREENの植物レンタルサービスです。
カタログからお好みの植物を選べるほか、専門スタッフがお部屋に合った植物を選定します。初期費用を抑えて快適な暮らしを手軽に始めてみませんか?
累計3,000社以上が導入、月間5,000鉢レンタル中!
GOOD GREENの観葉植物レンタルは、1鉢から始められる月額サービスです。
プランに応じて、設置や水やり、剪定、交換まで、プロにお任せOK。
日常の空間から特別なシーンまで、グリーンのある心地よい空間を手軽に楽しめます。
まずはお気軽にご相談ください。
空間の雰囲気に合わせて、最適な植物を選べます
レンタルできる観葉植物一覧はこちら

植物がひょろひょろと伸びてしまうのは、決してあなたの愛情が足りないからではありません。 むしろ「もっと光が欲しいな」「ここが心地いいよ」という、言葉を持たない彼らなりの一生懸命なメッセージなのです。
徒長を「失敗」と捉えるのではなく、より深く植物と仲良くなるためのきっかけにしてみてください。 毎日少しだけ向きを変えてあげたり、土の乾き具合をそっと確かめたり、季節に合わせて場所を選んであげる。
そんな優しい積み重ねが、数年後にあなただけの素晴らしいパートナーを育てることにつながります。 さあ、今日から新しいケア習慣を楽しみながら、植物との暮らしをより豊かにしていきましょう。



『GOOD GREEN』は、全ての施設に最高のサービスを提供します。
観葉植物のレンタルが初めての方や、従来のサービスに不満がある方には、トライアル期間中無料でご利用いただけます。満足いただけない場合は料金を頂きません。植物が枯れた場合も無料で交換いたします。
ぜひ一度、プロのコーディネートを含めてお試しください。