観葉植物をレンタルするメリット・デメリットと上手な使い方

公開日:2018/9/24 更新日: 2018/10/8

観葉植物をレンタルするメリット・デメリットと上手な使い方

観葉植物をレンタルするメリット・デメリットと上手な使い方

ショップやオフィス、クリニックなど様々な空間にグリーンがあるだけで、居心地の良いくつろぎ空間を演出してくれますよね。

観葉植物を設置するのはとてもよいことで様々なメリットがありますが、日々の世話に手間がかかってしまうという一面もあります。また、せっかく大きな出費をして購入しても、適切な管理をしなければ元気がなくなったり枯れてしまったりします。

元気がなくしおれていたり、枯れている観葉植物を見ると気持ちが落ち込みますし、処分する場合は購入に使用した出費が無駄になってしまい、処分費用も発生します。

 

そうした悩みを解消するために、購入ではなく、レンタルという手段があります。観葉植物をレンタルする、というのはあまり聞き慣れないかもしれませんが、購入する場合に比べてメリットがたくさんあり、オフィスやショップ、ホテルやクリニックなどで多くの場面で利用されているんです。

 

今回は、観葉植物のレンタルについて詳しくご紹介します。

観葉植物レンタルのメリットとデメリット

観葉植物レンタルのメリットとデメリットを、購入した場合と比較してご紹介します。メリットデメリットをしっかり吟味して、納得したうえで選びましょう。

 

観葉植物レンタルのメリット

■手間がかからない

観葉植物を購入する場合、様々な手間がかかります。

まず購入する際には、環境や雰囲気に合わせた植物を吟味して選ぶ必要があります。

また、搬入する際の運搬の手間がかかります。観葉植物を設置した後は、葉水や水やり、害虫駆除、剪定、日照や気温に合わせた置き場の変更など、日々のメンテンスを行う必要があります。デリケートな観葉植物であればこまめなメンテナンスを行う必要があり、手間がとてもかかってしまいます。オフィスに置いている場合は、世話係を決める必要があるかもしれません。職場環境を改善するために置いた観葉植物のために業務に集中できなくなってしまっては本末転倒です。

さらに、枯れてしまった場合には処分する手間が発生します。特に大きい観葉植物の処分は分別して処分する必要があり、とても面倒なことがあります。

観葉植物レンタルでは、観葉植物の提案や、メンテナンスをプロが行ってくれるので、そうした手間がかからず、業務に集中できます。また、枯れてしまった場合もすぐに取り換えてくれます。

 

■高度なインテリア空間を実現できる。

観葉植物レンタルでは、プランにより空間演出のプロが、設置場所の雰囲気や環境に合わせた観葉植物選びや、貸し鉢による飾り方を提案してくれます。購入する場合は自分で置き場所や観葉植物の種類を選び、失敗することもありますが、観葉植物レンタルでは、プロが提案する高度なインテリア空間で、設置場所の雰囲気をぐっとよくすることができます。

 

■常に活き活きした状態を維持できる。

購入して設置した場合は、自分で日々の世話をする必要がありますが、適切な管理ができず枯らしてしまうこともあります。オフィスやクリニック、ショップなどで観葉植物の元気がなかったり枯れてしまっていたりしたら、見ていて気持ちいものではありませんし、逆効果で雰囲気を悪くしてしまします。観葉植物によっては管理が難しい場合もありますし、元気がなくなってきた場合に原因がわからないことも多いです。

観葉植物レンタルではプロが適切にメンテナンスしますので、常にきれいで健康な状態の観葉植物を維持できます。

 

■低コストになることが多い

購入したほうがコストが低いと思われがちですが、日々のメンテナンスに時間とお金がかかりますし、枯れてしまった場合はそれまでにかかったお金が無駄になってしまいます。観葉植物レンタルでは、月々の料金が発生しますが、メンテンナンスを行う必要がなく、枯れてしまった場合は無料で交換できますので、低コストになることが多いです。

 

観葉植物レンタルのデメリット

■月々のレンタル費用が発生する

観葉植物レンタルは月々のランニングコストが発生します。業者やプラン選びを適切に行わなければ、購入するよりもコストが高くなってしまう場合もあります。

 

■それぞれの観葉植物に対する愛着がわきにくい

購入する場合は自分で世話する必要がありますので、愛着がわきやすく、世話自体が楽しみになる場合がありますが、観葉植物レンタルでは世話する必要がなく、定期的に交換するので、購入に比べてそれぞれの植物に対する愛着がわきにくいという一面があります。

グリーンレンタルのタイプと使い方

グリーンレンタルには、形態や使用用途によっていくつかのタイプや使い方があります。

据え置き型でインテリアとして

最も多く利用されるタイプです。

鉢に入っており、工事不要で手軽に設置できるので、インテリアとしてよく使用されています。卓上に置ける小鉢サイズから、身の丈ほどの大型サイズまで、様々なサイズがあります。小さな部屋の卓上から、大きなオフィスビルのエントランスまで、いろいろな場面で据え置き型の観葉植物が利用されています。観葉植物と合わせて、雰囲気に合った貸し鉢を利用すれば、インテリアとして雰囲気をぐっと良くしてくれます。

 

仕切りや目隠し・パーテーションとして

中~大型の観葉植物であれば、仕切りや目隠しといったパーテーションとしても使用できます。ショップや飲食店で、外からの目線を自然に遮りたかったり、エリアを分けたい場合に使用されます。

単に板やカーテンで仕切ってしまうと圧迫感が出てしまったり、あからさまで不自然な感じがしてしまいますが、グリーンで仕切ると自然で嫌味に感じません。

こういった仕切りや目隠しとして観葉植物を使用する場合は数が多くなる場合があり、メンテナンスも大変になりますので、レンタルがよく利用されています。

 

グリーンパネル・壁面緑化

グリーンパネルや壁面緑化はスペースを使わずグリーンを感じることのできる技術で、近年の自然志向で利用が急増しています。駅や大型商業施設で目にすることも多いのではないでしょうか。乾燥や抵光量といった過酷な環境でも育つ、ポトスやドラセナ、セダムなどの強い植物が、人工植物などと組み合わせて飾られています。

壁面が活き活きした緑に覆われていたら、無機質なコンクリートの壁の圧迫感を和らげ、ナチュラルな癒し効果があります。

インテリアとして使用するグリーンパネルであれば、パネル状の板付き植物を壁掛けするだけですので、省スペースで気軽に設置できます。

壁面緑化は基本的に工事が必要ですが、数十cm前後の小さいサイズから数十メートルの大きいサイズの緑化が可能です。

 

シンボルツリーとして

ホテルのエントランスや、ショッピングモールの吹き抜けには、シンボルツリーとして大きな観葉植物が設置されていることがほとんどです。

大型サイズや特大鉢サイズであれば、一つあるだけで存在感が大きく、その空間のシンボルツリーとしての役割を果たしてくれます。大きな観葉植物は見る人にインパクトを与えますし、癒し効果も高いです。吹き抜けやエントランスなどの大きな空間に設置する場合はシンボルツリーとして大きな観葉植物の設置をお勧めします。

 

吊り下げ型

鉢を置く場所を確保できなくても、吊り下げ型の鉢であれば、場所を選ばず設置できます。ハンギング(吊り鉢)はポトスやプミラなどつる性の観葉植物が多く、グリーンのツルが垂れて伸びている様子は、手軽に爽やかな空間を演出できます。

オフィスや小さいショップなどの、観葉植物を置く場所が確保できない空間でも、吊り下げ型であれば壁や天井から吊り下げることができますので、オシャレなワンポイントとしておススメです。

戻る