知ってた?観葉植物をお部屋やオフィスに置くメリット4選

公開日:2018/8/4 更新日: 2024/8/26

知ってた?観葉植物をお部屋やオフィスに置くメリット4選

知ってた?観葉植物をお部屋やオフィスに置くメリット4選

観葉植物は一石四鳥の働きをするんです!空気清浄効果、加湿効果、リラックス効果、そしておしゃれ度アップ効果。観葉植物を置くことで得られる数々のメリットをここで紹介していきましょう。きっと観葉植物の奥深さに魅了されることになりますよ。

 

部屋やオフィスに観葉植物を置くメリットその1:空気清浄効果

まず第一にあげられるのは、空気をきれいにしてくれることです。いったいどのようなメカニズムで空気をきれいにしてくれているのでしょうか。

植物はどのように空気をきれいにしているのか

植物は皆、緑色をしていますね。これは植物の細胞に中にある葉緑体と呼ばれるものなのですが、そこで植物は根から吸い上げた水と空中の二酸化炭素を材料にして光合成を行い、新鮮な酸素を放出してくれるのです。

空中のホルムアルデヒドやトルエンといった有害物質も吸収してくれるのですから、まさに自然が与えてくれる空気清浄機と言ってもいいですね。

また家の中にはパソコンやテレビなどの電化製品から発するプラスイオンが溢れています。植物はそのプラスイオンを中和するマイナスイオンを放出してくれているのです。

空気清浄にオススメの植物

有害物質を吸着、分解する機能を持つため、空気清浄に第一におススメの観葉植物です。
和名は「虎の尾」

アフリカ原産のサンスベリアは暑さや乾燥にとても強く、観葉植物の中でも一番よく見かけるものですね。剣のような形をした厚い葉には力強さがあって、清潔感もあり、どんな空間にも似合います。

日陰でも世話がしやすいため、とても育てやすい観葉植物です。とはいえ日光が大好きなので、たまには窓辺においてあげましょう。冬場の水やりは不要です。

光触媒とは

光触媒とは光が起こす化学反応のことをいいますが、触媒ですから化学反応を促すということですね。酸化チタンという物質が光触媒です。酸化チタンが光にあたると化学反応がおき、空気を清浄したり、細菌を殺したり、汚れを浮かしたり、消臭の働きをしたりするのです。

そういうわけで、タバコやペットやアンモニア臭が気になる場所に観葉植物を置くことは、理にかなっているということなのですね。

部屋やオフィスに観葉植物を置くメリットその2:加湿効果

洗顔後、顔がつっぱったりしませんか? 特に冬は空気が乾燥し、お肌ケアに気を使いますね。夏はどうでしょうか。汗が出るので肌が潤っているように見えるのですが、実はエアコンなどで空気は思った以上に乾燥しています。そこで天然の加湿器といわれる観葉植物の機能をみてみましょう。

グリーンの加湿効果とは

植物は水を根から吸収し、葉から酸素だけでなく水分も出しています。植物が自ら環境を調節することをご承知でしたか。

周りの空気が乾燥すると葉の気孔からどんどん水分を出して湿度を調整することができるのです。つまりグリーンを部屋やオフィスに置くことで、人間にとっても快適な湿度(50~60%)を保つことができるというわけですね。

観葉植物_フィカス・ウンベラータ_中鉢(8号)

大きな葉を持つグリーンや成長が早く水分吸収力の強いグリーンほど蒸散活動が盛んで加湿効果が高いです。ウンベラータなど、いかがでしょうか。

加湿効果が健康に与える機能的メリット

空気が乾燥するとどのような弊害があるのでしょうか。よく知られているのは肌への影響です。肌は乾燥するとかゆみが出たり、化粧ののりが悪くなったり、しわができやすくなってしまいます。

のどや鼻の粘膜にも影響します。通常なら外部から入ってきたウイルスをのどや鼻に生えている繊毛がブロックするのですが、乾燥により粘膜の水分が失われると、ウイルスが体内に入り込みやすくなり、風邪やインフルエンザなど感染症を引き起こしてしまうのです。夏でも冷房が効きすぎた環境では空気が乾燥し、夏風邪をひいてしまいます。

目にも影響を与えます。空気が乾燥するとショボショボ感、まぶしさ、痛み、疲れなどドライアイの症状を引き起こします。悪化すると視力の低下を招く場合もあります。

このような症状を少しでも緩和するためには加湿器を置けば解決するのでしょうが、ここで天然の加湿器、観葉植物が活躍するのです。観葉植物によって部屋が適度に加湿されていることは、健康維持のためにとても大切なことなのですね。植物が発散する水分は蒸留水なので、バクテリアの発生にも無縁というわけです。

部屋やオフィスに観葉植物を置くメリットその3:リラックス効果

森を歩くとリフレッシュされた気分になります。また室内にグリーンが身近にあるとほっとして気持ちが落ち着くことは感覚的に誰もが体験していることですね。それはグリーンによって脳内のα派が増大され、リラックス効果が得られるからだ言われています。

しかし以下に上げるような科学的証明をしたグループがあったとは私自身驚きました。是非紹介しましょう。

植物が与える心理的な効果とリラックスの関係

2006年に論文発表された「屋内空間における植物のストレス 緩和効果に関する実験」によると、被験者は安静時からストレスをかけられた状態になった直後、唾液中のストレス成分であるコルチゾールの増加率が「植物あり」のグループでは増加率が75%、「植物なし」のグループでは230%だったそうです。

さらにストレスをかけられてから20分後「植物なし」のグループのコルチゾールの増加率がは600%にもなったそうです。この実験から「植物あり」の状態ではストレスホルモンが軽減されることが実証されたのです。

【参考文献:岩崎, 山本, 権, 渡邉 (2006). 屋内空間における植物のストレス 緩和効果に関する実験. The Japanese Society of Revegetation Technology, 日緑工誌, 32( 1), 247−249】

また2010年に東京都農林総合研究センターが行ったアンケート調査では『室内に「植物のない」状態から植物を室内に配置した状態になったことで、被験者は室内の印象 を「変化に富んだ」「 暖かい」「好きな」「気持ちよい」「潤 いがある」と感じた』と報告しています。

【参考文献:沼田・片岡・島地(2010). オフィスで働く人に植物の配置量が及ぼす心理的効果. 東京都農林総合研究センター 】

以上のように植物は生理的にも心理的にも私たちをリラックスさせてくれるものなのですね。今まで以上に積極的にグリーンを生活の中に取り入れていきたい気持ちになりましたね。

マイナスイオンのもたらす効果

マイナスイオンと聞くと森林浴や滝の近くをイメージします。また最近はマイナスイオンを謳った電化製品をよく目にしますね。ドライヤー、エアコン、空気清浄機、扇風機、、、、でもマイナスイオンって一体どんなものなんでしょうか。そしてどんな効果があるのかみてみましょう。

イオンとは電気を帯びている微小の物質で、プラスの電気を帯びたものを「プラスイオン」、マイナスの電気を帯びたものを「マイナスイオン」と呼びます。

マイナスイオンの効果には様々な報告がありますが、ストレス軽減効果とリラックス効果が代表的なものです。観葉植物はそのようなマイナスイオンを発生させるため、心をなごませ、神経を落ち着かせてイライラや不安を抑える効果があると言われているのです。

リラックスにオススメの植物

緑色をした観葉植物は置くだけで目を休め、心身をリラックスさせる効果があります。さらに加湿効果、空気清浄効果まであるとなれば一石三鳥。是非お部屋に置いてみましょう。

おススメ第一は前の章で紹介したサンスベリア、そしてベンジャミン、アンスリウムといったところです。

観葉植物_8号_ベンジャミンリッチ_1

マイナスイオンを発生するためエコプランツとしてとても人気があります。その特徴的な幹のねじれと光沢のある小さな葉が美しく、室内のインテリアとして人気があります。また、マイナスイオンを発生させる能力も高く、室内の空気質を改善し、リラックス効果をもたらします。

観葉植物_アンスリウム(アンスリューム)_小鉢(4号)

和名は「オオベニウチワ」といいます。真っ赤な仏炎苞がとても美しく、部屋の雰囲気が明るくなる観葉植物です。やはりマイナスイオンを発生するので空気清浄効果やリラックス効果が期待できます。日焼けを避けるため、レースのカーテン越しに光の差す明るい日陰でのお世話がおすすめです。

部屋やオフィスに観葉植物を置くメリットその4:自然のインテリア効果

グリーンは私たちの心を和ませてくれます。少しでも自然に近く心地よい環境を作るために、観葉植物を上手に選んで、生活の中に取り入れてみませんか。お気に入りが見つかれば育てる楽しみもありますね。

では、どんなことに注意して選べばよいのでしょうか。形がおしゃれだから、と飛びついてしまうと失敗しますよ。

置き場所に似合うか、大きさは適当か、生育環境に合っているか、育てやすいか、どのように育っていく種類なのかを考えて慎重に選びましょう。

お部屋のおしゃれ度アップにおすすめの植物

おしゃれで育てやすい種類をいくつか紹介しましょう。

ユーカリにはたくさんの種類があります。中でもおススメはレモンユーカリ。香りのよい葉っぱが疲れや不安を取り除いてくれます。玄関に置くといいですね。オーストラリアの原住民、アボリジニは昔からユーカリの葉を薬として使ってきたそうです。多くの効能があり、虫よけや空気の消毒作用もあるようです。葉をすり潰し、熱湯をかけて液を作り、その液で傷の消毒をしたり、痒み止め、喉の腫れ、咳、発熱の治療にも使うことができます。

細い枝から可愛い小さな葉がたくさん茂ります。冬は室内に取り込むほうが安全ですが、暖かい地域では大丈夫でしょう。ほふく性で鉢から垂れ下がったように茂るので、とても素敵でおしゃれです。寄せ植えにして飾ってもいいですね。

観葉植物_ドラセナ・アオワーネッキ_大鉢(尺鉢/10号)

ドラセナには多くの種類がありますが、いずれも鋭くシャープな形の葉を持っていて、乾燥に強く水やりの頻度が少なくて済みます。とても美しく繊細な姿がおしゃれで、人気があります。リビング、玄関、寝室、オフィス、どこにおいても品の良さを感じさせてくれます。

インドでは街路や庭でよく見かける木で、インドセンダンとも呼ばれます。昔は歯ブラシ代わりに使っていたとも聞きました。甘い香りの花がジャスミンのようです。葉、実、樹皮、種に至るまで余すことなく利用できることから、「神秘の木」として崇められてきました。

無農薬でバラを育てている人にはニームオイルとして愛用されています。天然の虫よけにもなり、鉢植えなどで楽しむことができるおしゃれな観葉植物です。インド原産ということもあり、寒さに弱いため、冬は室内で育てます。

エバーフレッシュ

ねむの木の仲間で、昼間は涼しげで優しい印象の葉を開き、夜になると閉じるという不思議な特徴を持ちます。シンプルでおしゃれな都会的雰囲気を持つことから、人気がある観葉植物です。日光に当てて育てると良く生育します。根が早く伸びるため、最初から少し大きめで深めの鉢に植えてあげることがポイントです。

4月から9月に黄色の花を咲かせます。耐陰性があるので室内でも育てられますが、夏場は葉焼けを防ぐためレースのカーテン越しがいいでしょう。

オフィスのパーテーション(目隠し)におすすめの植物

観葉植物を目隠しに利用するには、いくつか注意しなければならないことがあります。適度なボリュームはあるか、虫はつかないか、常緑で冬に落葉しないか、気温の変化に強い種類か、水やりの頻度はどうか、価格はどうか、等を考慮して選んでください。おすすめはカポックです。

観葉植物_尺鉢_シェフレラ_1

耐陰性があり、強健で霜さえ当てなければ屋外でも育てられます。育てやすく初心者にはおススメの観葉植物です。1.5メートルに育つ種類もあり、目隠しには最適です。葉は丸みを帯びておしゃれな観葉植物です。葉焼けを防止するためレース越しの日光に当ててやると、よく育ちます。エアコンの風が直接あたると葉が痛むので注意してください。

観葉植物といえば、これまでは主にインテリア雑貨扱いをされてきたのではないでしょうか。上記のように空気清浄効果、加湿効果、心理的・生理的リラックス効果があることを知ることによって、関心を持ち、自分に合った観葉植物を上手に選び、大切に育てていくことが大事だと思います。

観葉植物は犬や猫と同じように生き物です。少しでも長く、慈しみ、愛着をもって育てましょう。生き物はこちらがお世話すれば必ず答えてくれます。是非皆さんもまずは観葉植物の一鉢から手に取ってみませんか

オフィスで観葉植物をレンタルされる場合は、ぜひ一度「GOOD GREEN」までご相談ください!

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