ヘデラ|元気な観葉植物を育てるポイント

観葉植物を専門とするGOOD GREENがお届けする観葉植物の育て方情報です。是非、植物を育てる際は参考にして下さい。

ヘデラのポイント

  • 非常に頑健でマイナス5℃まで耐えられる
  • 日なたを好むが対陰性も強く、繁殖力に優れているため極めて枯れにくい
  • 水やりの頻度や量は通常の観葉植物と同じ程度で大丈夫だが、乾燥には強いため、葉が弱ってからでも水をやることで回復する
  • 無肥料でも育つが、与えたほうが樹形が綺麗になる
  • アブラムシ、カイガラムシが発生することがある
  • 根を張るスピードが速いため鉢植えの場合は根詰まりを起こしやすい
  • つるを人工的に誘引することで壁面を覆うように広がる

ヘデラの特徴・育て方のコツ

名称 科名 ウコギ科
属名 キヅタ属
一般名称 ヘデラ
別名 アイビー、セイヨウキヅタ
学名 Hedera
 オススメ度 入手難易度 簡単
栽培難易度 簡単
植物の特徴 耐寒性
  • 非常に頑健でマイナス5℃まで耐えられるため、育てるのが簡単で戸外のグランドカバーとしても利用されている
耐暑性
  • 強い
対陰性
  • 耐陰性の強い観葉植物
  • 日が全く当たらない場所でも育つが徒長が起こるため日光にあてることが望ましい
  • 繁殖力が非常に強いので極めて枯れにくい
育て方 好ましい日光の量
  • 日なたを好む(夏の直射光は様子を見ながら)が、斑入りの品種は、夏に強い日ざしで葉焼けしやすい
  • 日光に当たったほうが成長が早くなり性質も頑健になる
水やり・葉水
  • 一般的な観葉植物の水やりと同様(土が乾いたらたっぷりと水をやる)
  • 加湿に弱いが乾燥には強いため、葉が弱ってからでも水をやることで回復する
  • 少々水やりが多くても根腐れはしない(当然、極端な場合は根腐れする)
肥料
  • 無肥料でも育つが、与えたほうが樹形が綺麗になる
  • 寄せ植えなどであまり繁茂してほしくないときは元肥のみとし、単体で鉢植えを楽しむ場合は定期的に追肥として液体肥料を与える
病気・害虫・その他
  • 春から秋にかけて茎にアブラムシが群生することがある
  • 枝葉が茂って風通しが悪くなるとカイガラムシが発生しやすいので、その場合は刈り込んで風通しをよくする
  • 風通しが悪いときや湿度が高いときにすす病や炭そ病(葉に褐色の円い病斑ができる)が発生しやすいので、適宜刈り込んで風通しをよくする
植付け・植替え
  • 冬を除いて植えつけ、植え替えができる
  • 繁茂しすぎたら、茎を切り戻す(ただし切り戻し時に葉のない木質化した枝の部分で切る強剪定は避ける)とともに根も切り詰めて植え替える
  • 根を張るスピードが速いため鉢植えの場合は根詰まりを起こしやすい(鉢底から根が出てきたら植え替えをする)
  • 斑入り品種の場合は緑葉が出て斑が消えてしまうことがあるので、そのときは緑葉の枝を切り落とす(斑入り葉が乏しい場合は緑葉の枝も少し残す)
  • つるを人工的に誘引することで壁面を覆うように広がるため、タワー型の形状にすることができる
備考
  • 園芸的に多く利用されるのはセイヨウキヅタ、キヅタ、オカメヅタだが、園芸品種が数百にも及ぶバラエティ豊かな植物
  • アイビーはヘデラの「へリックス」という品種の愛称
  • 原種は葉が緑色で青アイビーと呼ばれ、同じ属の仲間に葉の大きいオカメヅタがある
その他

  • 観葉植物レンタル・リースを取扱う『GOOD GREEN』ではヘデラのグリーンレンタルも取り扱っております(季節により入荷が困難な時期あり)。まずは、お気軽に御相談・お問い合わせ下さい。