人気の植物の育て方まとめ

人気の植物の育て方まとめ

家にグリーンがあると癒されますよね。大事に育てている植物が生き生きとして、成長している姿を見ると可愛くなり、元気がもらえます。屋外、室内それぞれに、人気で育てやすい植物とその育て方をご紹介します。

人気の屋外用植物の育て方

庭やベランダといった屋外で育てることのできる、可愛くて自然な雰囲気を醸し出せる人気の植物を紹介します。

地植えは植物本来のダイナミックでのびのびした姿に育てることができることが魅力ですよね。

また、地植えできる庭がなくても、プランターや鉢でも育てることができ、工夫することで狭い空間でも自然に包まれた空間を演出できます。

ソテツの育て方

<基本情報>
分類 ソテツ科ソテツ属
原産地 九州南部から沖縄、中国南部
大きさ 最大3~5m
栽培難易度 やや易しい
<性質>
形態 常緑樹
日照条件 日なたを好む。耐陰性なし
土の乾湿 乾燥に強い。過湿に弱く根腐れする。
温度 耐暑性:強い 耐寒性:やや弱い
<時期>
植え付け・植え替え 5~9月
肥料 3~4月
開花 6~8月

屋外の植物_ソテツ_みんなのみどり

庭や学校などによく植えられていて、よく目にする植物ですよね。大きくて群生したソテツも見ごたえありますが、小さいサイズで鉢植えでも簡単に管理できる、丈夫な植物なんです。

 

特徴

九州南部から沖縄、中国南部原産の暖地性の常緑樹で、最大3~5mになります。

ヤシの仲間ではありませんが、ヤシに似た葉やシルエットを持っていて、南国風な雰囲気を演出できます。

また、古くから日本庭園に用いられており、和風な雰囲気にもマッチします。乾燥や夏の暑さにも強く、丈夫で育てやすいので初心者にもおすすめの観葉植物です。

成長はゆっくりですがその分、管理が簡単なのが魅力です。

 

置き場所

日当りのよい乾燥地を好みます。かなり日当たりを好みますので、室内では少し難しいです。

暖地性の木で、寒さにはあまり強くありません。5℃を下回る日が続くと弱ってしまいます。

関東より北では、防寒対策が必要です。庭植えの場合は、3分の1ほど葉を切り取り、幹をワラやコモで包みましょう。鉢植えの場合は室内に入れてもいいですが、日光不足には注意しましょう。

 

水やり・肥料

乾燥にかなり強いので、地植えの水やりはいりません。鉢植えの場合は、土が乾いてから水やりしてください。逆に水のやりすぎで根腐れになりやすいので、乾燥気味に育てましょう。

丈夫で土質を選びません。肥料は特に必要ではありませんが、3~4月のこれから成長する時期に固形肥料を根元に撒いておくと、よく成長します。

 

増やし方

蘇鉄は大きくなると、幹から「不定芽」という子株を出します。5~9月頃、こぶし大の不定芽を切り取って鉢植えすることで、増やすことができます。

種からも増やすことができます。種は10月頃に採ることができ、3~6カ月で発芽します。

 

病気や害虫

ほとんどありません。

 

まとめ

丈夫で、こまめに気を使わなくても元気に育ってくれる、初心者におススメの植物です。ポイントは、十分に日を当てること、水をあげすぎないこと、冬場の防寒対策を行うことです。

地植えはもちろん、鉢植えもおススメです。

テラコッタの鉢やバスケットに植えることで、南国リゾートの雰囲気を醸し出してくれます。

子株であれば小さい鉢でも育てることができますので、インテリアにもぴったりです。

 

オリーブの育て方

<基本情報>
分類 モクセイ科オリーブ属
原産地 中近東
大きさ 最大2m以上
栽培難易度 やや易しい
<性質>
形態 常緑樹
日照条件 日なたを好む。耐陰性なし
土の乾湿 比較的乾燥に強い。
温度 耐暑性:強い 耐寒性:普通
<時期>
植え付け・植え替え 3~4月
剪定 3~4月、9~10月
肥料 2月、10月
開花 6月
収穫 9月~翌2月

屋外の植物_オリーブ_みんなのみどり

洋風でかわいい雰囲気を醸し出してくれるオリーブは、寒冷地以外では庭植えもできる丈夫な植物です。様々なサイズが販売されており、さらに剪定の仕方でシルエットもかなり変わりますので、レイアウトに応じてサイズやシルエットを選ぶのも楽しいですね。また、葉色が独特のオリーブグリーンで、他に植えている植物のグリーンとの色合いの変化をつけることもできます。

 

特徴

中近東原産の常緑樹で、ヨーロッパに持ち込まれ様々な品種が作られました。最大5~8mにもなりますが、育て方によって小さく維持することもできます。鉢植えはもちろん、関東以西の暖地では地植えしても育ちますので、観賞用庭木としても最近人気です。秋から冬にかけ果実を収穫できるのも魅力です。

オリーブには様々な品種があるのも魅力です。いくつか主要な品種をご紹介します。

 

■マンザニロ

スペイン原産で世界中で多く栽培されています。果実は大きく、3~3.5gほどあります。リンゴのような丸い実で、 含油率は9~14%と低めなので、塩漬用としてよく使用されます。

屋外の植物_オリーブ_マンザニロ_みんなのみどり

■ミッション

アメリカ原産の品種です。果実は中くらいの大きさで、 2.5~3gほどです。含油率は15~19%です。樹形は直立型になります。

屋外の植物_オリーブ_ミッション_みんなのみどり

■ネバディロブランコ

スペイン原産です。果実の大きさは中くらいで、2~2.5gほどです。含油率は17%ほどです。花粉の量が多く、授紛樹として最適です。

屋外の植物_オリーブ_ネバディロブランコ_みんなのみどり

■ルッカ

原産地は不明です。果実は小さく、2~2.5gほどです。含油率25%と高く、オイルを作るためによく使用されます。生育が早く、樹高は高くなります。

屋外の植物_オリーブ_ルッカ_みんなのみどり

置き場所

日当たりのよい暖地を好みます。日当たりが悪いと、徒長して弱々しい印象のシルエットになってしまいます。暖地を好む常緑樹ですが、寒さにも割と強いです。ただ、寒冷地では霜にあたると弱ってしまうので注意しましょう。

 

水やり、肥料

乾燥には強い植物です。成長期の春~夏にかけては土の表面が乾いてからたっぷりと水を与え、休眠期の冬には土がからからに乾いてから水を与えるようにしましょう。

成長期の3~6月頃、有機肥料を与えます。また、植え替えのタイミングで堆肥や腐葉土を混ぜて成長を促します。

 

病気や害虫

炭そ病にかかることがあります。葉の表面に褐色の斑点があらわれたら注意が必要です。もし放置すると木全体に広がって枯れることがありますので、斑点があらわれた場所をすぐに切り取り、トップジンMなどの殺菌剤を散布します。

害虫は比較的つきにくいですが、オリーブアナアキゾウムシ、ハマキムシなどが付くことがあります。

実の収穫

実を収穫できるのも大きな魅力の一つです。実は9月~翌2月にかけて収穫できます。9~10月は緑色の未熟な状態の実で、塩漬けにして食べることができます。11月~翌2月にかけては、紫がかった黒い熟した実を収穫でき、塩漬けやオイルの抽出に使用できます。残念ながら、生の状態ではしぶくてとても食べられません。違う品種のオリーブを近くに植えることで、実ができやすくなります。

 

まとめ

洋風でおしゃれな雰囲気を醸し出してくれるオリーブは、寒さや乾燥にも強い丈夫な植物です。色んな品種を選べ、実を収穫できるのも魅力です。育て方のポイントは、日当たりのよい場所に置くこと、水の与えすぎに注意することです。地植えはもちろん、鉢植えでも簡単に管理できます。

室内で育てるのが流行っているグリーン

室内に一つグリーンがあるだけで、無機質な室内を過ごしやすいくつろぎ空間にしてくれます。

でも忙しくてこまめに世話ができず、枯れてしまったら悲しいですよね。かわいくて管理の楽な植物を選びましょう。

特に管理の楽な、多肉植物とエラープランツをピックアップして紹介します。

 

サボテン・多肉植物の育て方

サボテンや多肉植物は、雨が少なく乾いた環境に適応し、葉や茎、根に水分を含み、肉厚な植物です。プクプクして可愛いシルエットが魅力で、「多肉女子」という言葉があるほど女子にも人気なんです。

室内の植物_サボテン_みんなのみどり

特徴

多肉植物にはたくさんの種類があります。サボテンも多肉植物のひとつですが、種類が多いので園芸の世界では分けて扱っています。

多肉植物には、原産の環境に応じて育て方が違いますので、大きく3つに分けて紹介します。

 

■春秋型

暖かい春と秋に成長し、夏と冬は休眠するタイプで、アメリカ、メキシコ、ヨーロッパ、アフリカ北西部などが原産です。多肉植物として一番有名なセダムをはじめ、多くの種類の多肉植物が春秋型です。サボテンも春秋型に含まれます。

サボテン科 セダム属 エケベリア属 センぺルビウム属
コチレドン属 セネシオ属 オロスタキス属 ハオルチア属

 

■夏型

夏に成長し、それ以外の季節は休眠するタイプで、熱帯地方が原産です。

アロエ属 クラッスラ属 パキフィツム属 ユーフォルビア属
カランコエ属 アガベ属 パキポディウム属 アデニウム属

 

■冬型

冬に成長し、それ以外の季節は休眠するタイプで、高地の寒い地方原産です。真夏の暑さが苦手です。

コノフィツム属 アエオニウム属 リトープス属 エキノス属

 

置き場所

日当たりがよく、風通しのよい場所に置きましょう。夏の直射日光に当たりすぎると葉焼けの原因になり弱ってしまいます。

 

水やり、肥料

春秋型、夏型、冬型それぞれで、成長期は土の表面が乾いたら水やりし、休眠期は月1度の水やりで十分です。乾燥には強いので神経質になる必要はありません。逆に水を与えすぎたら根腐れを起こしやすいので注意しましょう。

肥料はあまり好まないので、基本的に与えなくて大丈夫です。与えすぎると、肥料やけを起こし根腐れしてしまう可能性があります。生育期でぐったりとして元気がない時に限り、薄めた液肥を水と一緒に与えましょう。

 

増やし方

成長の遅い多肉植物ですが、少しずつ増やせるのも楽しみの一つです。成長するタイプによって増やし方が違います。

 

■株分け

親株の根本から子株が生え、群生するタイプ(セダムなど)は株分けで増やします。子株と親株を切り離し、子株を別の鉢に移すことで増やせます。

 

■挿し木

木立性で枝分かれするタイプや、茎が長く伸びるタイプ(サボテン、グリーンネックレスなど)は挿し木で増やします。枝を切り取り、土に挿して根付かせることで増やせます。

 

■葉挿し

葉がポロっと取れるタイプ(エケベリア、金のなる木など)は葉挿しで増やします。葉を摘み取り切取り部分を土に挿して根付かせることで増やします。

 

病気や害虫

ほとんどありませんが、まれにハダニやアブラムシが付くことがあります。見つけたら手やピンセットで取り除きましょう。

 

まとめ

プクプクして可愛い多肉植物は、日当たりと成長時期に合わせた水やりに気を付ければ、手がかからず丈夫で室内でも育てやすいです。たくさんの種類がありますので、寄せ植えにしても楽しいですね。成長は遅いですが少しずつ大きくなり増やすこともできるので、育てる楽しみも感じることができます。

エアープランツの育て方

<基本情報>
分類 パイナップル科チランジア属
原産地 北アメリカ南部~南米
大きさ 10~100cm
栽培難易度 初心者でも育てやすい
<性質>
形態 多年草
日照条件 春秋冬:日なた 夏:明るい日陰 耐陰性あるが室内灯のみは不可
乾湿 乾燥に強いが定期的に水やりが必要
温度 耐暑性:強い 耐寒性:普通~弱い

室内の植物_エアープランツ_みんなのみどり

100均などでもよく目にする、土のいらない観葉植物です。土に生えていない、植物らしからぬ状態で成長もかなり遅く、生きているのか疑いたくなりますが、しっかりと生きている植物です。

土に植える必要が無いため色んなレイアウトを楽しめるのが魅力です。

 

特徴

パイナップル科チランジア属の植物の総称で、原産地では、岩や木に着生し、葉から水分を吸収することで生長しています。

パイナップルと同じ仲間だけあって、パイナップルと同じような葉をしていますね。

さまざまな種類のエアープランツがあります。いろんなの種類を育てて、インテリアを工夫するのも楽しい嬉しいですよね。

エアープランツには特性によって大きく2つに分類できます。比較的乾燥に強い「銀葉種」と乾燥に弱い「緑葉種」です。

エアプランツには「トリコーム」という空気中から水分を吸収する器官があり、銀葉種にはトリコームが多いため、乾燥に強いんです。

トリコームが少ない緑葉種は比較的乾燥に弱いので、水やりを忘れないよう注意しましょう。

 

■銀葉種

イオナンタ ハリシー ストレプトフィラ ジュンセア
カプトメドゥーサ テクトルム キセログラフィカ ウスネオイデス

 

■緑葉種

トリコロール ブッツィー ブラキカウロス ブルボーサ
ストリクタ キアネア フィリフォリア コットンキャンディー

 

置き場所

直射日光の当たらない、明るい場所に置きます。また、蒸れに弱いので風通しの良さも重要です。温かい季節であれば屋外にも置けますが、直射日光に当たらない、半日陰に置きましょう。

 

水やり、肥料

水やりはいらないとよく勘違いされているのですが、水やりは必要です。

原産地では湿度が高く霧が発生するような場所で、空気中から水分を吸収していますが、室内で放置すると水分不足でカラカラになってしまいます。

100均の店内でも、カラカラで干からびてしまったかわいそうなエアープランツをよく目にしますよね。水やりは、次の2つをおこないます。

 

■ミスティング

週に1~2回、霧吹きします。特に乾燥する冬場は、カラカラになってしまいがちなのでしっかり霧吹きしてあげましょう。

 

■ソーキング

月1回、4~6時間水に漬けこみます。霧吹きだけではしっかり内部まで水分を吸収しきれないので、水に直接漬け込むことも必要です。

ただし、あまり長時間漬け込みすぎると水を含みすぎ、弱って腐ってしまいます。漬け込んだ後は葉の付け根に水が溜まりがちなので、逆さにして干すなどしてよく水を切りましょう。

湿度が高い梅雨期は水に漬け込む必要はありません。

 

肥料はなくても育てられますが、元気がない時には与えてもよいです。生育期の春と秋に、ミスティングやソーキングの水に薄めた液体肥料を加えて与えます。

 

増やし方

ゆっくり成長し、大きくなると花が咲き、その後に子株ができます。その子株を手で分けることで増やせます。ただし、かなり成長が遅いので子株ができるのに数年かかることもあります。

 

病気や害虫

ほとんどありませんが、まれにカイガラムシが付くことがあります。見つけたら手やピンセットで取り除きましょう。

 

まとめ

100均などで安価で購入でき、ある程度ほっておいても生きてくれるエアープランツ。

特に土がいらないというのが魅力で、色んな飾り方ができます。たくさんの種類がありますので、いろんな種類のエアープランツを飾って楽しみましょう。

育て方のポイントは水やりです。気づいた時にはカラカラに干からびていた、ということも多々ありますので注意しましょう。

贈答でもらった胡蝶蘭の育て方のコツ

贈答としてよく送られる胡蝶蘭(コチョウラン)。品種によって高級感があり人の目を引く美しさがあります。

また、香りや花粉が少ないことも贈答品として珍重される特徴です。

花言葉は「幸せが飛んでくる」。まさにお祝いとしてピッタリのお花です。もらったら枯らさずに元気に育ててあげましょう。胡蝶蘭の育て方を紹介します。

 

胡蝶蘭の育て方

<基本情報>
分類 ラン科コチョウラン属
原産地 東南アジア
大きさ 30~50cm
栽培難易度 やや難しい
<性質>
形態 多年草
日照条件 耐陰性あり。春夏秋は直射日光に当てない
土の乾湿 乾燥に弱い。ミズゴケが常に湿っていると根腐れする
温度 耐暑性:強い 耐寒性:弱い
<時期>
植え替え 5~6月
肥料 5~9月
開花 不定期(春~夏に多く開花)

室内の植物_胡蝶蘭_みんなのみどり

特徴

草丈30~50cmになる、東南アジア原産の着生ランです。原産地では、地上から20mもある高木に着生しています。

すらりと伸びた花茎に点々と華麗な花をつける様子が蝶の乱舞ににていることから胡蝶蘭と名付けられ、様々な品種がつくられています。

花期は2~5月ですが、開花調節の技術が進み、年間をとおして開花株を購入することができます。

 

置き場所

日当たりのよい場所を好みますが、夏の直射日光は葉焼けを起こすので注意しましょう。

高温性で、耐寒性はありません。冬越しには最低15℃が必要ですので、室内で管理しましょう。温度さえ保てば開花は容易です。

 

水やり、肥料

生育期の夏は、植え込み材料が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。休眠期の冬は、乾燥気味で育てます。特に冬は根腐れを起こしやすいので、水のあげすぎに注意です。

肥料は生育期の5~9月下旬にかけ与えます。5月上旬に緩効性化成肥料を株から離して置き、その後9月下旬まで週1回の、薄めた液体肥料を施します。

濃い肥料が好きではないので、少な目を心掛けましょう。

 

増やし方

子株または高芽を分けることによって増やすことができます。子株とは、親株の横に小さく新しい株ができることです。

一方、高芽とは、葉の上に新しく小さい株ができて、葉と根が生えてくることです。子株や高芽は環境が合っているときに生えてくることがあります。

植え替え時期と同じ5~6月頃、子株や高芽を切り分けて新しく植え替えることで増やすことができます。

 

病気や害虫

ウイルスやカビによる病気が発症することがあります。葉に黄変や斑点が発生したら、根にも異常がないか確かめ、発症部分を除去します。

ウイルス性の病気の時は株を廃棄し、周囲への感染を防ぎます。

害虫としては、ハダニやカイガラムシなどが発生することがあります。葉に霧吹きをすることで予防できます。

 

まとめ

綺麗で可憐な印象の花を咲かせてくれる胡蝶蘭を育てるポイントは、温度です。

寒さが苦手なので、冬を越せずにあきらめてしまう人が多いです。冬場の管理に気をつければ、丈夫で元気に育ってくれます。

贈答でもらった胡蝶蘭を枯らしてしまってはかわいそうです。ぜひ上手に育てて、毎年きれいな花を楽しみましょう。

 

その他の人気植物の育て方

庭の花壇や室内の鉢植えで手軽に育てることができる、オススメの草花を紹介します。

ひまわりの育て方

<基本情報>
分類 キク科ヒマワリ属
原産地 北アメリカ
大きさ 40~200cm
栽培難易度 やや易しい
<性質>
形態 一年草
日照条件 日なたを好む。耐陰性なし
土の乾湿 ある程度乾燥に耐えるが、発芽時の水切れに注意
温度 耐暑性:強い 耐寒性:なし
<時期>
種まき 4~6月
肥料 4~8月
開花 7~9月

室内の植物_ひまわり_みんなのみどり

夏の暑い日差しの中に咲くひまわりの大輪の花は、夏の風物詩です。花言葉は「あなたは素晴らしい」。見ているだけで元気がもらえそうですね。

そんな夏の花の代表格、ひまわりの育て方を紹介します。

 

特徴

北アメリカ原産のキク科の花で、春に種をまく1年草です。花期は7~9月で、草丈は品種により40~200cmと幅広いです。実は品種が多く、大きくは3つのタイプに分類されます

 

■矮小種

草丈が小さく花も小さい種類で、鉢植えに向いています。

小夏、ビッグスマイルなどの品種があります。

 

■中輪八重咲き種

花びらが幾重にも重なった種類で、草丈も中くらいです。花壇やプランターに向いています。

サンゴールドなどの品種があります。

 

■高性大輪種

いかにもひまわり、といった大きくて丸い花。草丈も大きい品種です。庭へ地植えするのに向いています。ロシアなどの品種があります。

 

置き場所

日当たりと水はけのよい場所に植えましょう。真夏の直射日光にも耐えるくらい、日光が好きです。日当たりが悪いと徒長し貧弱な株になってしまいます。

 

水やり、肥料

土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。特に発芽直後はしっかりと根を延ばすために、乾燥に注意しましょう。ある程度育ったら乾燥気味の育てます。

 

ヒマワリはやせた土地でも成長するくらい丈夫な植物ですが、より大きく丈夫に、花付きをよくするために肥料を与えましょう。

元肥には鶏糞や緩効性肥料を交ぜて与え、追肥には液体肥料や固形の化成肥料を月に1度のペースで与えます。

 

増やし方

種を収穫しましょう。花が咲き終わって1カ月ほど経つと、花に大きな種がたくさんできます。種ができたのを確認したら、花を切り取り陰干しすることで、種を固く乾燥させましょう。冬の間はビンなので湿気を防いで保存し、翌春に種まきしましょう。

 

病気や害虫

アブラムシ、ズイムシ、ハモグリバエがつくことがあります。水やりの際に葉に霧吹きをすることで予防できます。

雨が長く続くと「ベト病」にかかることがります。菌が葉に感染し黄緑色のまだら模様になります。風通しをよくすることやマルティングで予防し、発病した場合は殺菌剤を使用します。

 

まとめ

成長の速いひまわりは、毎日のように変化があり育てていて楽しい植物です。1年草なので1年で枯れてしまいますが、収穫した種からまた育てる楽しみもあります。日当たりに気を付ければ丈夫でグングン成長してくれます。

 

ハーブの育て方

ハーブは、健康志向の高い人が多い近年、特に注目されている植物です。薬効成分を持ち、特別な治癒力を持つ薬草のことを差します。

料理やハーブティー、オイルマッサージ、アロマ、軟膏など色々なことに利用できます。その種類はとても多く、身近に生えている植物でもハーブとして使用されていたりします。

例えばタンポポ、スギナ、ヨモギ、ドクダミなども有効なハーブとして栽培、使用されているんです。

今回は特に有用で、丈夫で育てやすい人気のハーブを2つご紹介します。

 

タイム

<基本情報>
分類 シソ科ジャコウソウ属
原産地 北アフリカ、ヨーロッパ、アジア
大きさ 30cm
栽培難易度 やや易しい
<性質>
形態 常緑低木
日照条件 日なたを好む。耐陰性なし
土の乾湿 乾燥気味を好む。
温度 耐暑性:強い 耐寒性:強い
<時期>
植え付け、植え替え 3~6月、9~11月
肥料 4~5月、10~11月
開花 4~6月

 

■特徴

魚料理、肉料理によく合うハーブで、料理好きな方は使用したこともあるのではないでしょうか。

爽やかな香りで、肉や魚の臭みを消してくれます。また、ハーブティーとして使用することでデトックス効果も期待できます。

葉が小さくて茎が群生した姿は涼しげで、観賞対象としても楽しめます。園芸品種も多くの種類がありますが、ハーブとして使用するのは「コモンタイム」という種類です。

観賞用のタイムだと葉が固く食用には向きません。

タイムは殺菌力が最も強いハーブと言われており、食あたりや消化不良を改善する効果があります。また、呼吸器系の不調も改善する効果があります。ただし、妊娠中は摂取を控えるようにしましょう。

 

■育て方

日当たりがよく、風通しが良い場所に置きましょう。耐寒性があるので、地植えでも大丈夫です。比較的乾燥した場所を好みますので、水のやりすぎに注意しましょう。

地植えの場合はほとんど水やりをする必要はありませんが、鉢植えの場合は、土の表面が乾いてから水やりしましょう。

丈夫で病気や害虫はほとんどありません。

植え付け時期と同じ3~6月、9~11月に挿し木や株分けによって増やすことができます。

 

ローズマリー

<基本情報>
分類 シソ科マンネンロウ属
原産地 地中海沿岸
大きさ 30cm~100cm
栽培難易度 初心者でも育てやすい
<性質>
形態 常緑低木
日照条件 日なたを好む。耐陰性あり。
土の乾湿 乾燥気味を好む。
温度 耐暑性:強い 耐寒性:強い
<時期>
植え付け、植え替え 4~5月、9~11月
肥料 3月(元肥)、9~11月(追肥)
開花 11月~翌5月

 

■特徴

ハーブとしてよく知られている植物で、公園や庭に地植えされているのを見かけることが多いのではないでしょうか。

ハーブとして様々な活用法があります。料理では肉料理の香り付けとしてよく用いられています。ハーブティーとしても楽しめますし、アロマやハーブオイルとしても多用されています。

ローズマリーは抗酸化力が非常に強く、老化の原因である体の酸化を食い止めてくれます。このことから「若返りのハーブ」とも呼ばれています。

血液の循環を促進する作用もあり、冷え性などの循環不良にオイルトリートメントすると効果があります。また、脳機能を亢進する作用もあり、摂取することで記憶力向上も期待できるんです。

 

■育て方

日当たりと水はけのよい場所を好みます。真夏の日差しや乾燥に強い丈夫な植物です。耐寒性もあり、霜にも耐えますが、寒冷地では防寒が必要です。

乾燥気味を好むため、鉢植えの場合は土の表面が乾いて2~3日後にたっぷりと水を与えます。地植えの場合はほとんど水やりは不要です。

病害虫としては、うどん粉病にかかることがあります。また、庭植えの場合はカイガラムシやカミキリムシの幼虫に注意しましょう。

 

まとめ

ハーブには、花や葉を楽しむだけでなく、料理やハーブティーなどにも使用して楽しめ、健康的な生活を送ることができるという特徴があります。何か一つハーブを育てていると、楽しくてほかのハーブも育ててみたくなります。

ご紹介したタイムやローズマリーは、薬効効果も高く、また育てやすい丈夫なハーブです。これ以外にも、フェンネル、セージ、カモミールなどなど、たくさんの育てやすいハーブがあります。

ぜひお庭やベランダでいろいろなハーブを育ててみて、料理やハーブティーを作ってください。ハーブならではの楽しさを味わえますよ。

 

チューリップの育て方

<基本情報>
分類 ユリ科チューリップ属
原産地 中央アジア~北アフリカ
大きさ 草丈20~70cm
栽培難易度 初心者でも育てやすい
<性質>
形態 多年草(球根植物)
日照条件 日なたを好む。耐陰性なし
土の乾湿 乾燥にある程度強いが、球根の間(冬場)は乾燥に弱い
温度 耐暑性:弱い 耐寒性:強い
<時期>
植え付け 10~11月
肥料 2~4月、10~11月
開花 3~5月

室内の植物_チューリップ_みんなのみどり

チューリップといえば、春に定番の花ですよね。子供のころに育てた経験のある人も多いのではないでしょうか。

花壇や鉢植えで可愛く美しく咲くチューリップの花は、まさに春の風物詩で、見る人を暖かく朗らかな気持ちにしてくれます。

花言葉は「博愛」「思いやり」です。球根を植え付けて育てるチューリップは、初心者でも育てやすいですが、注意する点もあります。

チューリップをきれいに咲かせるための育て方を紹介します。

 

特徴

ユリ科の球根植物で、草丈は種類により20~70cmと幅があります。最近はコンパクトなサイズの原種チューリップも人気です。花期は3~5月で、種類によって開花時期が異なります。開花時期によって大きく3つに分類できます。

 

■早生種(わせしゅ)

最も早く咲き始めるため人気で、3月下旬~4月上旬に開花します。草丈が20~30cmほどと小さいのも特徴で、鉢植えやプランターに向いています。

 

■中生種(なかてしゅ)

4月上旬~中旬に開花します。色とりどりの多くの品種があります。草丈は大きく、40~70cmほどになります。庭に飾ると華やかで楽しめます。

 

■晩生種(おくてしゅ)

4月下旬~5月上旬まで開花します。最も遅く咲き始め、5月まで楽しめます。草丈50cmほどで鉢植えとしても、地植えとしても楽しめます。

 

置き場所

日当たりが良い場所に置いてください。日当たりが悪いと花がつかない原因になります。ただし、つぼみができたら、花の持ちをよくするために日陰に移動させましょう。

 

水やり、肥料

特に球根の時期は乾燥に弱いので、鉢植えの場合、土の表面が乾いたらしっかりと水を与えます。

土に埋まっていて忘れることもよくあるので、タグを立てたり、周囲に他の植物を植えることで水やりを忘れないようにしましょう。

ただし、水を与えすぎると根腐れの原因になりますので、土の表面が乾いているのを確かめてから与えるようにします。地植えの場合は水やり不要です。

 

肥料は球根を植える10~11月に、元肥として堆肥や緩効性固形肥料を混ぜます。生育期の2~4月にかけて、薄めた液体肥料を与えます。

 

球根の植え付け方と管理

10~11月、日当たりと水はけ良いところに元肥をして、球根の2~3倍の深さで植える。

冬の間も乾かさないよう気をつける

花後、葉が黄色くなったら堀上げ、陰干しし、古い葉や根をとり、冷暗所で貯蔵します。

 

病気や害虫

ウイルスや細菌、カビによりかいよう病や斑点病、モザイク病などの病気を発症します。発症した場合、周囲への感染を防ぐため、発症した株は抜き取ります。

害虫としては、春、アブラムシが付くことがあります。発見したら手で取り除きます。

 

まとめ

色とりどりで様々な品種があるチューリップは、庭に寄せ植えして地植えしたり、鉢植えしたりすると華やかで、春を感じさせてくれます。

初心者でも育てられるくらい丈夫な植物ですが、いくつか注意すべきポイントもあります。

球根時の水やりと、日当たりがポイントです。ぜひ今年の秋に球根を植え、翌春のお花を楽しみにしましょう。

 

ポインセチアの育て方

<基本情報>
分類 トウダイグサ科トウダイグサ属
原産地 メキシコの山地
大きさ 10~60cm
栽培難易度 やや難しい
<性質>
形態 常緑低木
日照条件 日なたを好む。耐陰性なし
土の乾湿 乾燥に強く、過湿を嫌う。
温度 耐暑性:やや弱い 耐寒性:弱い
<時期>
植え替え 3~5月
肥料 5~10月
開花 12月~翌2月

室内の植物_ポインセチア_みんなのみどり

真っ赤な花のような葉をつけるポインセチアは、クリスマスを彩る植物として、昔から愛されてきました。

赤と緑のカラーはまさにクリスマスカラーですよね。花言葉は「祝福」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」などがあり、クリスマスのお祝いムードにぴったりです。

ポインセチアを美しく育てる方法をご紹介します。

 

特徴

メキシコの山地原産の常緑低木で、草丈は10~60cmほどになります。実は、花びらのように見える赤い部分は、花ではなく葉なんです。

花は中心部分にある小さくて黄色い部分です。ポインセチアには様々な品種があり、近年も新しく発表されています。

定番の赤をはじめピンク、白、レモン色、班入り、まだら模様など色んなカラーバリエーションがあります。

また、葉がバラのように萎縮しているもの、カールしているもの、フリルのようになっているもの、細長くて涼しげなものなど、葉形のバリエーションもあります。

いくつか品種を育ててバリエーションを楽しめるのも魅力です。

 

置き場所

温度管理が必要な植物ですので、移動させやすいよう地植えではなく鉢植えで育てましょう。

日向を好みますので、5~9月の生育期には、屋外の日当たりの良い場所に置きます。日光にあてることで良く枝が延び、葉も大きく成長します。

メキシコの高地で生育する野生種は耐寒性がありますが、園芸種には耐寒性がなく、寒さには弱いです。

温度が5℃を下回ると葉が黄色くなり落葉してしまいます。10月~翌年4月は、室内の日当たりのよい場所に置きましょう。

 

水やり、肥料

乾燥には強く、過湿には弱いので、ある程度乾燥気味に育てます。5~9月の生育期には、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるまで水やりします。

10月~翌4月の休眠期には、土の表面が乾いて3~5日後に、鉢底から水が流れるまで水やりします。

肥料は生育期の5~10月にかけ、緩効性の固形肥料を一か月に一度のペースで与えます。

 

増やし方

挿し木で増やすことができます。6月ごろ、3~4枚葉をのこして先端の芽を切って土に挿します。

 

葉を赤く染める方法

ポインセチアは、日照時間が短くなることで葉を赤く変化させます。

そのため、クリスマスの時期に葉を美しい赤にするためには、人為的に日照時間を短くする「短日処理」という作業が必要になります。

10月頃から、毎日17時~翌7時まで、段ボールで囲み、布をかぶせる。そうすることで、2ヶ月後のクリスマスシーズンには美しい赤に色づいてくれます。

 

病気や害虫

オンシツコナジラミ、カイガラムシ、アブラムシが発生することがあります。風通しの良い場所で管理することで予防します。また、見つけたときは手や歯ブラシで取り除き、薬剤散布で駆除します。

 

まとめ

秋冬になると花屋さんにたくさん並ぶポインセチア。家に飾ると鮮やかで、クリスマスシーズンをより明るい雰囲気にしてくれます。特に自分で短日処理して葉が美しく色づくと、感動ものです。気温管理や短日処理など、少し手間はかかりますが、その手間も含めて毎年楽しめる観葉植物です。

 

屋外、室内で育てる人気の植物や、その他オススメの草花をオススメさせていただきました。屋外でも室内でも、生きているグリーンがあるとくつろげる環境にしてくれますし、成長してくれる姿を見るとより可愛くなり、元気がもらえます。今回ご紹介した植物は、どれも人気で比較的育てやすい植物ばかりなので、ぜひ育ててみてくださいね。

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masafumi.nishizawa administrator

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