ウモリは、「鳥獣管理保護法」によって保護されている生物です。そのため、屋根裏や戸袋から追い払う方法を用いて排除しましょう。家に侵入してしまったコウモリを取り除くには、超音波よりもスプレーやジェルを使った忌避剤や燻煙剤の方が効果的です。これらの方法を使うことで、家の中で住み着いてしまったコウモリを撃退することが可能です。
忌避剤は効果が持続するため、コウモリを排除した後は、半日以内にコウモリのふんの掃除と消毒を行い、侵入経路をふさぐことで再発を防ぐことができます。
具体的な手順は以下の通りです。
- コウモリの存在を確認
- コウモリを家から追い出す
- コウモリがいた場所を清掃
- コウモリの侵入経路を塞ぐ
コウモリは、換気口や配管などのわずか1～2cmの隙間からでも侵入してくることがあります。
そのため、忌避スプレーやジェル忌避剤でコウモリを撃退した後は、侵入経路を塞ぐことが重要です。
ただし、忌避スプレーの効果は3～6時間ほどしか持続しないため、コウモリの侵入口を半日以内にしっかりとふさぐ必要があります。
この記事では、自分で行えるコウモリ駆除の方法だけでなく、効果的な対策グッズや専門業者に依頼する際の費用や注意事項についても紹介しています。コウモリを撃退するために必要な対策をわかりやすく説明しているので、ぜひ参考にしてください。
コウモリを駆除する前に特徴や生態を知る
日本にはおおよそ34種類のコウモリが生息していますが、私たちの住居に影響を及ぼすことがあるのは主にアブラコウモリ（イエコウモリ）という種類です。
そのため、主にアブラコウモリの駆除を前提に情報を提供していきます。
駆除を行う前に、まず初めにアブラコウモリの生態や特徴について知識を持つことが大切です。
| アブラコウモリの特徴 | |
|---|---|
| 体の大きさ | 小型で、体長は約5cm前後 |
| 体の重さ | 約5～10g |
| 体の色合い | 黒褐色やこげ茶色の色調 |
| 性格と振る舞い | 性格はおだやかで、通常人に対して攻撃的な行動は見られない |
| 生息地 | 平野部や市街地など、さまざまな場所で見られる |
| 巣や住まい | 屋根裏や屋根瓦の下、換気口内部、壁の中、エアコン室外機や給湯器の内部や裏など、湿度が高くて温度が安定し、日光が差し込まない場所を好む |
| 活動のタイミング | 4月から10月にかけて活発に活動し、冬季の11月から3月は冬眠状態となる |
| 行動の時間帯 | アブラコウモリは夜行性で、夕方から活動を開始し、昼間は休息 |
| 食べるもの | 蚊や蛾、ハエなどの昆虫を主に摂食し、時には果物や野菜、肉、花の蜜なども食べることがある |
| 寿命 | オスは1年から5年程度の寿命を持ち、メスは約5年程度生きる |
| 繁殖の時期 | メスは初夏に1回に1～3匹の子供を産み、交尾は冬眠前の秋に行われる |
アブラコウモリは、体長が約5cmほどと小さく、羽を畳めば大人の手のひらに収まるほどのコンパクトさを持っています。
そのため、1～2cm程度の微細な隙間ですら容易に侵入でき、特に屋根の瓦下やベランダの換気扇、屋根裏、軒下、壁の隙間、戸袋、シャッターの隙間などが、彼らの巧みな巣作りの舞台となるのです。
さらに、アブラコウモリは一度に1〜3匹の子供を産むことがありますが、地球温暖化の影響によってその繁殖力が高まっています。
メスと子供が主導する数軒の家族が協力して、一つの群れを形成し、共同生活をすることもあります。その結果、時には50〜200匹もの大規模な群れが成立することがあります。
駆除に適した時期は春・秋
コウモリ駆除の最適なタイミングは、冬眠期間や出産時期を避けて、春（4月〜6月）または秋（9月〜10月）です。
初夏の前、つまりコウモリの出産時期の前に駆除を行うと、家の中でコウモリが繁殖する心配もありません。一方、コウモリは11月から3月にかけて冬眠します。冬眠中のコウモリを追い出すことは難しいため、この季節には駆除を行うのは適していません。
もし夏や冬に家内でコウモリを見つけた場合は、専門の駆除業者に依頼することを強くお勧めします。
コウモリは勝手に駆除・捕獲できないので注意
コウモリが「鳥獣保護管理法」という法律によって保護されているため、無断での捕獲や殺傷は違法とされています。
鳥獣保護管理法は、国内の生態系を保持するために設けられた法律です。この法律の下で、許可なく鳥類や哺乳類を捕獲・殺傷することは厳しく制限されています。
そのため、コウモリの駆除には「捕獲・殺傷」ではなく、「家から追い出す」というアプローチが取られます。
無許可でコウモリを捕まえたり傷つけたりすると、最大で1年以下の懲役か100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。自己の手でコウモリを排除する場合でも、捕獲や殺傷を行わないよう細心の注意を払いましょう。
コウモリによる被害
家にコウモリが住み着くと、以下のような問題が生じる可能性があります。
- コウモリの排泄物による「異臭や衛生的な問題」
- コウモリの排泄物による「建物の劣化」
- コウモリが寄生する「ダニやノミの増加」
- コウモリの羽音や鳴き声による「騒音」
特にコウモリが引き起こす最大の被害は、排泄物による「悪臭」と「衛生的な問題」です。
コウモリは夜行性で、昼間は巣で静かに過ごすため、同じ場所に排泄物をすることがよくあります。
そのため、糞が天井から染み出したり、大切な建物が損傷を受ける可能性があります。また、天井だけでなく、ベランダや換気扇のすき間にも糞が蓄積されることがあります。
さらに、排泄物が崩れると微小な菌が舞い上がることがあります。
これらの菌を吸い込むと感染症やアレルギーのリスクが高まり、衛生的な問題が生じることがあります。アブラコウモリは、エボラ出血熱やSARS、狂犬病、ニパウイルス感染症の媒体となる可能性があると言われており、日本では幸いなことに報告されていませんが、海外では事例が存在します。
そのため、コウモリやその排泄物には触れないように心がけましょう。
もし触れてしまった場合は、石鹸でしっかりと手を洗い、アルコールで消毒することをおすすめします。
自身でできるコウモリ対策の方法
コウモリの駆除は、以下の4つの段階を経て進められます。ただし、駆除を行う前に必要なアイテムを事前に準備しておくことが大切です。
必要な道具として、以下のアイテムを用意しましょう。
- コウモリ忌避剤
- 殺菌剤（アルコールなど）
- ほうきとちりとり
- ビニール袋
- 雑巾
- ゴム手袋
- マスク
- ゴーグル
- 侵入口をふさぐための材料（金網や防鳥ネット、シーリング材など）
コウモリの生息地は衛生的ではないため、手袋やマスク、ゴーグルの着用が重要です。上記のアイテムを準備したら、コウモリ駆除のステップに移りましょう。
1.コウモリがいる場所の特定
最初に、コウモリがどこで生息しているかを見極めましょう。
コウモリが侵入しやすい場所は、以下のような箇所です。
- 換気口や通気口の間のすき間
- 屋根や壁の微細な隙間
- エアコン室外機の配管
- 窓やドアのすき間
特にフンが見つかる場所は、その近くに巣がある可能性が高いです。
黒ずみのある、パサパサとした触感のフンが集中している場所から、コウモリが潜んでいないか注意深く探してみましょう。
2.巣から追い出す
コウモリの居所が明らかになったら、具体的なグッズを使ってコウモリを家から追い出す準備を始めましょう。
屋根裏や瓦の下に住み着いたコウモリを追い出すには、コウモリ忌避剤を使用する方法が有効です。この忌避剤に含まれる強烈なハッカ臭は、コウモリにとって忌避される香りとなり、彼らを撃退するのに役立ちます。
コウモリ忌避剤には、以下の4つの種類が存在します。
| – | 効果 | 使いやすさ | 持続性 | 即効性 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| スプレータイプ | |||||
| 燻煙タイプ | |||||
| ジェルタイプ | |||||
| 錠剤タイプ |
比較表に示されている通り、効果が非常に高い忌避剤はスプレータイプとジェルタイプです。
特にスプレータイプの忌避剤は、使い勝手が良く、初心者にもオススメです。その効果は即効性があり、換気扇内や壁の隙間など狭い場所に住みつくコウモリに対して特に効果を発揮します。
ただし、スプレータイプの忌避剤は効果が持続する時間が3〜6時間程度とそれほど長くありません。そのため、コウモリの侵入経路を半日以内にふさぐことが必要です。そうしなければ、コウモリは戻ってきてしまう可能性があります。
「効果の持続時間が3時間では不安…」「駆除後にしっかりと掃除したい」と考える方もいるでしょう。
そんな方には、ジェルタイプの忌避剤も一考です。ジェルタイプの忌避剤は効果が最長で1年間続くため、コウモリを追い出した後もすぐに再び戻ってくることはありません。
- 半日以内で駆除できる場合は「スプレータイプの忌避剤」
- 時間がかかりそうな場合は「ジェルタイプの忌避剤」
コウモリを追い払う際には、現実の状態に合わせて適切な忌避剤を選ぶことが重要です。
スプレータイプの忌避剤でコウモリ対策
スプレータイプの忌避剤を用いて、コウモリを追い出す手順は、以下の方法で進めます。
- 換気扇や屋根裏など、コウモリが定着している場所に忌避剤をスプレーする
- スプレーの効果に驚いたコウモリたちが外へ出ていくのを外から確認
これらの手順を実行して、スプレータイプの忌避剤を使用してコウモリを追い払いましょう。
忌避剤を適切に使う際には、以下の点に留意することが大切です。
- 1本のスプレーで処理できる範囲は約20〜30㎡です。場所によっては2本以上が必要になる場合もある
- スプレーの匂いは強いため、周囲への影響に気をつけることが重要
- 効果の持続時間は約3〜6時間程度ですので、コウモリを追い出したら迅速に侵入経路を塞ぐことが必要
作業に必要なスプレーの量を確認しましょう。
また、コウモリの生息地が広範囲にわたる場合は、「燻煙剤」も一考です。
さらに、駆除後に再発を防ぐために侵入経路をふさぐ作業も欠かせません。時間に余裕を持って計画を進めることをおすすめします。
ジェルタイプの忌避剤でコウモリ対策
コウモリをジェルタイプの忌避剤で追い出す手順は、次の方法に従って行います。
- 設置する場所をきれいに整える。
- トレーの裏面にシリコン接着剤や両面テープを取り付ける
- トレーを5〜10cmの間隔で設置します。
- バードフリーからジェルをトレーに出せるよう準備をします。
- トレーに約15gのジェルを注入します。
- 設置後の数日間は変化を観察します。
これらの手順に従って、ジェルタイプの忌避剤を設置してコウモリを追い出す作業を進めましょう。
ジェルタイプの忌避剤を使用する際には、以下のポイントに気をつけてください。
- ジェルは強い匂いを発するので、近隣の迷惑にならないよう注意する
- コウモリが天井裏に住みついている場合、ひもとフックでつるして設置する
- 設置直後はコウモリがジェルに接触することがあるので、異常がないか観察する
なぜ超音波や磁石が効かない？
一般的に、忌避剤以外のコウモリ駆除・対策グッズは効果が限定的であることが多いです。これには理由があります。コウモリは非常に賢い生き物であり、駆除グッズから発せられる超音波に対して慣れることがあります。また、自身の音波の波長や高さを微調整することで、駆除グッズの影響を回避して障害なく飛行することができるのです。
超音波など、コウモリを駆除できるとされている対策グッズが存在しますが、これらのアプローチについては注意が必要です。忌避剤以外の対策グッズは、効果が保証されない場合が多いのが現状です。以下では、コウモリ駆除に関連する様々な対策グッズについての調査結果をまとめました。
駆除対策グッズの有効性については、個体差や状況によって異なる可能性があります。しかし、コウモリの賢さや適応能力を考慮すると、従来の方法に頼るよりも専門家に相談し、適切な対策を検討することが重要です。
| 超音波 | 超音波は一時的な効果しかありません。 長時間使うとコウモリは超音波に慣れてしまい、自分の波長を変えて混乱を回避します。 |
|---|---|
| 蚊取り線香 | コウモリは蚊取り線香の煙を嫌いますが、煙の量が少ないため確実に効くとは言えません。 |
| 磁石 | 磁石はコウモリ退治に効果がありません。 磁石の磁力によってコウモリの超音波を妨害できると言われていますが、まったくのウソです。 |
| CD・DVD | CDは光を反射させて超音波を乱すことができると言われていますが、効果はありません。 |
| ライト(明るい光) | コウモリは夜行性のため、明るい光が苦手で逃げ出すこともあります。 しかし、退治できても一時的なもので、慣れることが多いです。 |
この事実からも明らかなように、コウモリを効果的に追い出すためには確固たる方法が必要です。
新しい視点や創造的なアプローチを用いて、コウモリの行動を理解し、有効な対策を展開することが不可欠です。
しかしながら、確実な結果を得るためには、スプレータイプやジェルタイプの忌避剤の使用が最適です。
3.フンが残らないように掃除する
コウモリを効果的な忌避剤を用いて追い出すことに成功したら、その場所を徹底的に清掃することが重要です。
コウモリの生息地には、その存在を示すフンがしばしば残っています。これらのフンを放置すると、人体に悪影響を及ぼす可能性があることが知られています。
そのため、コウモリを効果的に追い出した後は、なるべく早く清掃を行うことをおすすめします。
コウモリのフンには病原菌が含まれている可能性もあるため、マスクやゴーグル、手袋などの対策グッズを着用した上で、以下の手順に従って丁寧に清掃を行いましょう。
1.マスク・手袋・ゴーグルの着用
コウモリのフンには、ダニやノミの他に病原菌が含まれていることもあることが分かっています。
このため、掃除を行う際にはマスクや手袋を着用することが重要です。
さらに、フンや菌が目に入ることで危険を伴う可能性もあるため、ゴーグルも着用することが推奨されます。
2.フンを集めて袋に入れる
散らばったフンを手早く集め、用意したビニール袋に丁寧に収めます。
フンの収集が完了したら、ビニール袋をしっかりと封じておきましょう。
3.フンがあった場所は殺菌剤で丁寧に掃除
フンのあった場所は、必ず消毒が必要です。
アルコールや他の殺菌剤を用いて、丁寧に雑巾で拭き取りましょう。
屋根裏など高くて狭い場所では、足場を設置するのが難しいこともあります。特に高所作業は素人には危険です。
そういった場合は、コウモリ駆除の専門業者に依頼することが賢明です。
コウモリ駆除業者は、フンの掃除や除菌も専門的な知識と経験を持って行います。安心して任せることができます。
不安がある場合は、専門業者に相談し、依頼してみることをおすすめします。
4.再度侵入しないように入口をふさぐ
コウモリは、たった1cm〜2cmほどの隙間でも侵入できてしまうため、一度追い出しても侵入口を塞がない限り、再び戻ってくる可能性があります。このため、コウモリを追い出した後は、確実に侵入を防ぐための対策を講じることが重要です。
コウモリの侵入を防ぐ方法は、侵入された場所によって適切な道具を選ぶ必要があります。
- 換気口などの通気を確保する必要のある場所には金網やパンチングメタル
- 狭い隙間にはシーリング材を使用することで効果的
- 広い隙間でシーリング材では対処が難しい場合にはパテを利用して隙間を埋める
それぞれの場所に合わせて、適切な侵入防止対策を実施していきましょう。
通気を確保する必要のある場所には金網やパンチングメタル
換気口や戸袋など、空気を通したい場所には金網やパンチングメタルを用いて、侵入経路を確実にふさいでみましょう。パンチングメタルは柔軟性のある金属で作られた板で、隙間にぴったりとはまることで侵入を阻む役割を果たします。
パンチングメタルを使って隙間を埋める際には、ズレが生じないように接着剤などでしっかり固定すると安心です。
こうすることで、コウモリの再侵入を防ぎつつ、空気の流れも確保できます。
シーリング材で隙間を対策
隙間が細く複雑な形をしている場所が侵入口となっている場合、その隙間の形状に適したシーリング材を使用するのが効果的です。隙間にピッタリと合うシーリング材を選び、使用する際にはホコリや汚れを事前に取り除いておくことが大切です。また、広い隙間をシーリング材で塞げない場合には、パテを利用することも検討しましょう。
侵入経路の特徴に応じて最適な侵入防止対策を実施することが重要です。コウモリは極めて狭い隙間から侵入することができるため、その侵入経路を特定すること自体が難しいことがあります。確実に侵入口をふさぐためには、コウモリ駆除の専門業者に依頼することが最も適切です。
自力が難しい場合は駆除業者に依頼しよう
コウモリの被害が著しく、自力での追い出しが難しい状況に直面した際は、自分を無理に鍛えずに専門の駆除業者に頼むことが賢明です。
駆除業者に依頼するべき場合は以下のケースです。
- 駆除対策をしてもコウモリが再び現れる
- コウモリの数やフンの量が著しく多い
- 高所作業に不安がある
コウモリ駆除業者は「何度も自分で駆除を試みても効果が得られない」と感じている方々に特におすすめです。
自分では難しいと思われる駆除も、プロの業者に依頼すれば効果的かつ確実に解決してくれるでしょう。
コウモリ駆除を自分で行う際には、衛生面の管理や高所作業時の安全確保が欠かせません。
自分には難しいと思われる場合は、無理をせずに専門業者に依頼することで、安全かつ確実な駆除が可能です。
専門業者に依頼した時の料金相場
コウモリの駆除を専門業者に頼む際の費用は、被害が1箇所の場合で2万～3万円程度、被害が複数箇所の場合は10万円～30万円ほどが一般的な相場とされています。
様々な業者の料金を調査した結果、10万円～20万円という範囲が最も一般的なようです。
ただし、コウモリ駆除の費用は「被害の状況」と「駆除が必要な場所」によって異なる点に注意が必要です。
自分の家の場合、具体的な駆除費用を知りたい場合には、無料の見積もりを依頼して実際の費用を確認することがおすすめです。
コウモリ駆除業者の選びのポイント
しかし、コウモリ駆除業者の中には過度な料金を要求したり、手を抜いたりする悪徳業者が存在することがあります。
こういったトラブルを避けるために、以下のポイントに留意しましょう。
1.無料の見積もりや調査を提供しているか
見積もりや調査に料金がかからないかどうか確認しましょう。
2.作業内容と料金が明確に提示されているか
見積もりの際に、具体的な作業内容とそれに伴う料金が明確に示されているか確認しましょう。
作業内容や料金について曖昧な業者は、不必要な作業を含めたり、高額な料金を要求する可能性があります。
3.保証が提供されているか
作業後の保証やその内容も確認することが重要です。
保証がしっかりしている業者であれば、手を抜いた作業を行う可能性は低いでしょう。
駆除を依頼する際には、疑問や不安な点を事前に相談し、丁寧に対応してくれる業者を選択することが良い結果を得るポイントとなります。
【おすすめ専門業者】コウモリ駆除navi
コウモリ駆除naviは、全国対応のサービスです。当社のコールセンターは年中無休で、24時間体制で対応しています。
コウモリの習性に詳しいだけでなく、豊富な駆除経験を持つ作業員が対応しますので、安心して任せることが可能です。
また、一部の加盟店を除き、コウモリ駆除naviでは現地調査・見積もりはすべて無料。
他社と比較検討した後、弊社に依頼しなかった場合でも、調査費用などは一切かかりませんので安心です。
こんな人におすすめ
- 急ぎで対応してほしい人
- なるべく安く抑えたい人
- 実績がある業者に依頼したい人
コウモリ駆除は自治体では行わない
ネズミやハチの駆除は、場合によっては市役所や保健所が手助けしてくれることがあります。
しかし、コウモリ駆除に関しては市役所の支援は得られません。
これは、コウモリが鳥獣保護法によって保護されており、無許可での駆除が禁止されているからです。
専門業者が狩猟免許と捕獲許可を持っている場合にのみ駆除が許可されるため、市役所では直接的な駆除は行えません。
時折、「市役所や保健所に相談すればコウモリ駆除をしてもらえることもある」という記述が見られますが、これはあくまで誤解です。
市役所や保健所は直接駆除を行うわけではなく、むしろ専門業者を紹介したり被害相談に対応する役割を果たすことが多いです。
親切な自治体では、鳥獣相談ダイヤルを設けてコウモリ被害についてアドバイスを提供しているところもあります。
市役所の具体的な対応に関心がある場合は、お住まいの自治体の公式ホームページを訪れてみることをおすすめします。コウモリを駆除したい場合は、市役所ではなく専門の駆除業者に依頼することが必要です。
