知らないと損!植物のおしゃれな飾り方

知らないと損!植物のおしゃれな飾り方

ハンギングプランツや壁掛けプランツは、グリーンをお部屋で楽しみたい、だけどスペースがない!という人に最適です。グリーンを吊るすことであなたの空間がナチュラルに、おしゃれに変身しますよ。ほっと癒されるのはグリーンと目線がぴったり合うからでしょうか。

ポットやマクラメを使って観葉植物を吊るす飾り方テクニック

マクラメ(Macramé)ってご存知ですか。手芸の一種で、細紐を幾本か手で結び、幾何学模様を作ります。遠い昔、1970年代、初めてアメリカのオレゴン州でホームステイをした時、ホストのお母さんが編み方を教えてくれたのを懐かしく思い出します。太平洋岸で拾った流木をマクラメに編み込んでくれて、お土産に頂きました。

植物ハンギング用のマクラメ_みんなのみどり

近年では日本でも再度人気が出ているのですね。グリーンを生活に取り入れる時、空間を上手に利用するには「吊るす」という手段はとても理にかなっています。おしゃれに飾るテクニックをご紹介しましょう。

 

まず、マクラメの興味深い歴史を見てみましょう。マクラメの語源は13世紀アラビアの織工が作った房飾りを意味する語(migramah )と言われています。暑い北アフリカでラクダや馬のための装飾用鞍敷きとしてだけでなく、たかるハエを追い払う目的にも使われていたようです。

またトルコ語のナプキンとかタオルを意味するmakramaからきているとする説もあります。それは織布の端を強くするために、縁飾り素材として使われたようです。

 

装飾用のマクラメはバビロニアやアッシリアの石刻にも見られ、当時、服装の飾りに使われていたことを示しています。マクラメはムーア人によって北アフリカからスペイン、イタリアに伝わり、やがてフランスをはじめ英国、ヨーロッパ全土に伝わりました。

船乗りたちは航海中にマクラメ編みの商品(ハンモックやベルト)を作り、売ったり交換したりしたことから中国やアメリカに伝わったそうです。服やテーブルかけ、ベッドカバー、カーテン、ガーデン用品に利用されたのは19世紀後半、英国ビクトリア時代になってからだそうです。

それから一旦流行が去ったものの、再び1970年代になってブレスレットや壁掛け、植物を吊るために利用されました。日本では鞍敷きやのれんとしても使われてきました。昨今になって三度めのブームが起き、今やSNSで多く取り上げられ話題となっているというわけです。

参考文献 

Virginia Colton, ed. (1979). Complete Guide to Needlework. Montreal: The Reader’s Digest Association Canada. p. 445.

Chace, Susan; Pennant, Lilla; Warde, John Maury; Wright, David (1981)

 

ハンギングにおすすめのプランター・ポット

マクラメに使われる素材は綿紐、麻紐、ジュート紐、そして革紐も使われます。基本の編み方は平編みです。そのほかの手法は三つ編み、四つ編み、平結び、ねじり結びなどです。マクラメの市販品を購入することも可能ですが、それほど難しくはないので、是非オリジナルのものを自分で作ってみることをお勧めします。

植物を吊るマクラメのつくりかた材料_みんなのみどり

1.準備するもの:ハサミ、紐、木工用ボンド(結び目を固定する)、リング(なくてもできる)

2.ロープを同じ長さに切り、リングに通します。ロープの中央部分で堅結びをします。その後は同じ長さのところで次々2本づつ堅結びを繰り返します。

3.2で堅結びしたロープと隣り合わせのロープを2本とり、堅結びをします。鉢の大きさに合うように繰り返し行います。最後にすべてのロープを一まとめに堅結びしたら、完成です。以下の動画をご参照ください。http://youtu.be/2W22kWDnpYg 大変わかりやすく、楽しく作業の様子が紹介されています。

 

さあ、自分で作ったマクラメにはどんな観葉植物を入れて飾りましょうか。空間がぱっとナチュラルに、そしておしゃれに変身しますよ。床に直接置かないので、邪魔にもなりませんし、ペットがいるご家庭でも大丈夫です。お掃除も楽!

 

最近ハンギングスタイルの植物をよく目にしますね。テラコッタの鉢が吊り下げられていたり、エアプランツが吊り下がっていたり、、、どんな植物がハンギングにおススメでしょうか、紹介しますね。

 

チランジア・イオナンタ

エアプランツの一種です。インテリア雑誌などで紹介され、今、大変人気がありますね。700種以上の品種があるそうです。メキシコとガテマラが原産地です。エアプランツですから、土がなくても育つんですね。学名のイオナンタのioは紫色のという意味で-antha は花を咲かせるという意味だそうで、穂先が赤く色づき、グラデーションはとてもきれいです。

 

その他、グリーンネックレス、シュガーバイン、リプサリス、ミカヅキネックレス、ホヤ リネアリス、ペペロミア ホープなどがハンギングに適しています。

グリーンをぶら下げて飾る際の注意点

ハンギングプランツを窓辺に吊るすには、S字フックを使ってカーテンレールに取り付けるといいです。でも、くれぐれも重くなりすぎないよう気を付けてくださいね。そして水やりの時の滴りにも気を配りましょう。

植物を壁掛けで壁面に飾る方法

観葉植物を壁にかけてインテリアに利用し、楽しむという方法です。ハンギングするにもカーテンレールなど適当なものがない、床にもスペース的に置けない、という方にぴったりです。絵を飾るときの感覚ですね。素敵なフレームや鉢を選ぶことでお部屋のおしゃれ度がぐんとアップしますよ。

コウモリラン

和名は鹿角歯というちょっとグロテスクでユーモラスなグリーンが今とても人気です。ハンギングや壁掛けにぴったりなのでご紹介しましょう。羽ばたくコウモリに似ているのでコウモリランと呼ばれています。シダの仲間です。耐寒性、耐暑性ともに弱いので管理に注意をしてくださいね。

壁掛けに必要な材料

まずベースになる流木や木材、コルク板などをご用意ください。それに養生させるグリーンを選びます。最近ではサントリーから便利なフレームが販売されていますから、それを利用すると管理も簡単で、面倒くさがり屋さんにはぴったりですね。グリーンが成長する楽しみがあって、成長するほど存在感が増し、しかも長期にわたって楽しめます。

サントリーミドリエのフレームは、サントリーが緑化事業の一環で、壁面緑化に適したパフカルと呼ばれる土に代わる新素材をトヨタとの合弁事業で開発したものです。パフカルはスポンジで水と空気をたっぷり含ませることが可能。主素材はウレタンなので、壁掛けしても土のようにこぼれ落ちるということがありません。

カラーバリエーションも豊富で、清潔感を求めるならホワイト、華やかさを求めるならブラック、落ち着いた印象ならアンバー、躍動感あふれる瑞々しさを求めるならアイボリーといった具合に自分で選べばいいですね。季節ごとの限定品もあるようで、クリスマスに壁に飾るのも斬新でいいかもしれません。参考までにサイズはH19.2 × W18.7 × D 4.8 cm (植物含まず)グリーン5種類の寄せ植えのグリーン植材付きで4800円で購入できます。

 

壁面にグリーンを飾るときにレイアウトで注意すること

ソファーの背面の壁や部屋全体の印象が少ないと感じていませんか。そういう特はグリーンを壁に飾ってみてください。その際、まずフォーカルポイントを作ることが大切です。フォーカルポイントとは視線をキャッチする場所のことです。部屋の雰囲気とマッチしているかどうかが重要です。

優しい雰囲気の部屋なら、ナチュラルカラーのフレーム、シックな雰囲気の部屋なら真四角のブラウンのフレームはどうでしょう。小さいサイズを3つ壁に飾るのがおススメです。小さな森のような空間が生まれ、素敵ですよ。高低差をつけてみるのも良いかもしれません。あえてフレームの色を変えて壁にかけるとリズムが生まれます。

 

人気上昇中、寄せ植えとハーバリウムの作り方

前章で、グリーンがいくつか寄せ植えにして売られているフレームのことをお話ししましたね。寄せ植えというアイデアは、いろいろなグリーンが楽しめ、それぞれが持つ特徴が生かされて、とても素敵な空間が生まれます。

寄せ植えの材料と作り方

多肉植物の寄せ植え_みんなのみどり

寄せ植えを作る時のポイントがいくつかあります。育成環境が近いグリーンを組み合わせること、すなわち管理する温度、日光、水やり具合が近いものを選びます。例えばグリーンネックレスと多肉植物、プミラとコリウスといった具合です。

次にセンス良くアレンジするポイントを押さえましょう。葉の大きさや形が違うものを選ぶ、成長する形(横に広がる、縦に伸びる、下に垂れる)が違うものを選びバランスを考える、主役とわき役を決める、色の組み合わせは良いか、バランスよい高低差はあるか等です。

ハーバリウムの材料と作り方

ハーバリウム_みんなのみどり

最後にハーバリウムについてお話します。ハーバリウムは植物標本という意味の植物学術用語です。押し花、ドライフラワーなどがその範疇に入ります。昨今ではインテリア用に、ガラス瓶などにドライフラワーやプリザーブドフラワーを美しく配置し、ミネラルオイルやシリコンオイルを満たして楽しむ方法を言います。

保存期間は約1年間だそうです。自分でお気に入りの瓶(ドレッシングが入っていたような細長いおしゃれな瓶など)を利用してDIYできます。庭に咲いた小さい花をドライフラワーにしておき、それを利用するといいですね。ドライフラワーを購入してもいいです。オイルは手軽に入手できますよ。

おススメは昼はハーバリウムとして、夜はアロマキャンドルとして使えるものです。フラスコ型の瓶にグリーンを配置し、オイルを入れ、芯を中に垂らすと出来上がりです。面倒くさがり屋さんは出来上がり商品をどうぞ!

 

まとめ

いかがでしたか?グリーンをただ床に置く、という発想から吊るす、壁にかける、標本化するとグリーンの楽しみ方の世界が広がったでしょうか。人間は太古から植物を愛でてきました。楽しみ方に関して飽くなき追及をしていくのは、やはりグリーンが人間の生活になくてはならぬものだからでしょうね。

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