飲食店にとって、衛生管理特に害虫・鼠の対策は最も重視すべき事項の一つです。
中でもクマネズミはその衛生管理を脅かす深刻な問題を引き起こす可能性があります。
小さな体で建物に侵入し、食材を食い荒らすだけでなく、糞尿をまき散らすことで、食中毒の原因となる菌を媒介する可能性もあるのです。
今回は、飲食店におけるクマネズミの危険性と予防策について
飲食店の害虫・ネズミ防除の実績が豊富なスマートサプライが解説します。

1. 飲食店に潜むクマネズミ!そのリスクとは?
具体的にクマネズミが引き起こすリスクとして、以下の様なものが挙げられます。
被害 | 内容 |
---|---|
衛生被害 | 食中毒菌(サルモネラ菌など)による食中毒 糞尿による食材の汚染 |
経済的被害 | 食中毒発生による営業停止処分 ネズミ発生によるイメージダウン 人員確保への影響 |
設備被害 | 電気配線やガス管をかじられることによる火災 |
特に食中毒は、お客様の健康を害するだけでなく、飲食店の評判を大きく損ない、経営に深刻な影響を与える可能性があります。最悪の場合、営業停止に追い込まれるケースも考えられるでしょう。
また、近年はSNSの普及により、ネズミの目撃情報が拡散しやすくなっている点も軽視できません。一度悪い評判が広まってしまうと、その後のイメージ回復は容易ではありません。
このように、飲食店にとってクマネズミは、見過ごすことのできない深刻な脅威と言えます。
2.クマネズミの特徴とは?
飲食店のクマネズミ駆除を成功させるには、まず敵をよく知ることが重要です。ここでは、クマネズミの特徴について詳しく解説していきます。

クマネズミは、その名の通り人家に住み着くネズミの中でも、比較的大型の種類です。体は黒褐色や灰褐色をしており、約18~24cmにもなります。他の種類のネズミと比べて、しっぽが短く、耳も小さいのが特徴です。
夜行性で、昼間は天井裏や床下などの隠れ場所に潜み、夜になると活動を始めます。警戒心が非常に強く、一度罠にかかったり、危険を察知したりすると、同じ方法には二度と引っかかりません。さらに、学習能力も高いため、一度見たものは記憶し、危険を回避しようとします。
繁殖力が非常に強く、年に5~6回もの出産が可能で、一度に6匹程度の子ネズミを産みます。そのため、わずか数か月で爆発的に数が増えてしまう可能性もあり、早急な対策が必要となるでしょう。
3.クマネズミが発生しやすい飲食店の特徴
飲食店は、クマネズミにとって恰好のエサ場であり、棲みやすい環境を提供しているケースも少なくありません。 クマネズミが発生しやすい飲食店には、以下のような特徴があります。
特徴・場所 | 解説 |
---|---|
建物の構造・劣化 | 古い建物は、壁や床に隙間ができやすく、クマネズミの侵入口となりえます。また、配管やダクトの隙間も侵入経路になり得ます。 |
清掃状況 | 生ゴミや食品くずの放置は、クマネズミのエサとなり、彼らを寄せ付ける原因となります。特に、清掃が行き届いていない場所や時間帯は注意が必要です。 |
食材の保管状況 | 食材が適切に保管されていない場合、クマネズミに侵入され、食害や汚染の原因となります。密閉容器を使用し、棚やパレットの上に保管するなど、工夫が必要です。 |
周辺環境 | 店舗周辺にゴミ集積場や飲食店が密集している場合、クマネズミの生息密度が高く、侵入のリスクが高まります。 |
これらの要素が複合的に作用することで、クマネズミの侵入・繁殖リスクはさらに高まります。
例えば、建物の老朽化が進み、壁に隙間ができてしまった場合、そこからクマネズミが侵入しやすくなります。さらに、閉店後の清掃が不十分で、床に食べ物が散乱していた場合、クマネズミにとって絶好のエサ場となってしまい、定着のリスクを高めてしまうでしょう。
このような事態を防ぐためには、日頃から建物のメンテナンスや清掃を徹底し、クマネズミを寄せ付けない環境づくりが重要です。
4.クマネズミを寄せ付けない衛生管理術
飲食店は、お客様に安心安全な食を提供するために、クマネズミを寄せ付けない徹底した衛生管理が欠かせません。ここでは、日々の営業の中で特に意識すべきポイントを紹介します。
飲食店の衛生管理5つのポイント
管理項目 | 具体的な方法 |
---|---|
食材の保管 | ・食材は密閉容器に入れる ・床から離して保管する ・冷蔵庫はこまめに清掃する |
ゴミの処理 | ・ゴミは密閉できる容器に入れる ・こまめにゴミ出しをする |
清掃の実施 | ・床や棚は常に清潔に保つ ・食べこぼしは放置しない |
施設の点検と補修 | ・壁や床の隙間を塞ぐ ・配管の隙間を埋める |
スタッフの衛生意識の向上 | ・手洗いの徹底 ・衛生管理に関する教育の実施 |
これらのポイントを踏まえ、従業員一同が衛生管理の重要性を認識し、日々の業務に取り組むことが大切です。
5.飲食店に最適なクマネズミ駆除・防除方法
では、実際にクマネズミが発生した場合にはどのような対処をすれば良いのでしょうか?
店舗運営に関わるリスクですので、基本的には専門業者に依頼することをおすすめしていますが、ここでは初期的な対策としていくつか具体的な方法をご紹介いたします。
駆除・防除方法 | 特徴 | 飲食店での運用 |
---|---|---|
殺鼠剤による駆除 | 薬剤を混ぜた餌を設置し、ネズミを駆除する方法。即効性が高いものと遅効性のものがあります。 | 専門業者に依頼するのが一般的ですが、設置場所や使用方法を熟知していれば、店舗自身で行うことも可能です。 |
粘着トラップによる捕獲 | ネズミが好みそうな場所に粘着シートを仕掛け、捕獲する方法。捕獲後は適切に処理する必要があります。 | 比較的安価で設置も簡単ですが、大型のクマネズミには効果が薄い場合があります。また、捕獲後の処理に注意が必要です。 |
超音波発生装置による忌避 | ネズミが嫌がる周波数の超音波を発生させ、近づけなくする方法。効果の持続性には疑問の声も上がっています。 | 薬剤を使用しないため、安全性が高い点がメリットです。設置場所や環境によっては効果が得られない場合があり、他の駆除方法と併用する必要があるでしょう。 |
侵入防止 | ネズミがしそうな場所に、金網やパテなどを使い、物理的に侵入を防ぐ方法。 | 建物の構造やネズミの侵入経路を把握し、適切な対策を講じる必要があります。専門業者による調査・施工が推奨されます。 |
衛生管理の徹底と環境改善 | 定期的な清掃やゴミの適切な処理、食品の保管方法の見直しなど、ネズミが住みにくい環境を作る方法。 | 継続的な取り組みが必要ですが、根本的な解決策として重要です。従業員への衛生教育も効果的です。 |
上記の方法を組み合わせることで、より効果的にクマネズミを駆除・防除できます。特に、飲食店は衛生管理が重要となるため、専門業者による駆除と並行して、日々の清掃や環境改善にも力を入れていきましょう。
6.まとめ
飲食店にとって、クマネズミの発生は食の安全を脅かし、営業停止に追い込まれる可能性もあり、決して軽視できる問題ではありません。
本記事では、飲食店におけるクマネズミ駆除の重要性と具体的な対策について解説しました。今回の内容を参考に、適切な対策を講じていきましょう。
スマートサプライでは、複数店舗を抱える飲食店の害虫防除並びに定期メンテナンスを実施しています。
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